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宮嶋君の畑と秋のキャンプ

快晴の長野。

長野の中でも最も近い八ヶ岳の近く。

今回は宮嶋君に会いに行ってきました。

宮嶋君とは何度も会ってるけど、奥さんと会うのは初めて。

「はじめまして。いつもお世話になっています」

「こちらこそ」

笑顔が素敵なお二人です。

ちなみに、宮嶋君と奥さんはアフリカで出会ったそうです。

同行の小野さん。

久々のバイクツーリングです。

長ねぎを少し栽培していたのでもらってきました。

夜、キャンプで使いましょう。

春菊。

茎に甘みがあって美味しかったです。

次のほうれん草は2週間位先になるそう。

そして人参。

「今年初めて作って150キロくらいしかないんですけど。売り先なくて」

「じゃあ、うちでやろうか」

「マジっすか!助かります!」

来週から千葉の人参やる予定でしたが、宮嶋君のを優先しましょう。

新物らしい香り、それでいて甘みもある美味しい人参でした。

全体に大きめで「あまりにも大きいのはパスかな」とお願いしておきました。

「ですよね。売りづらいですよね」

「せめて2本で1袋になるくらいで」

「やってみます」

規格とか値段の交渉をして、そろそろ行きましょう。

最後にみんなで記念写真。

「今後ともよろしくお願いします」

「こちらこそ。頼りにしてるよ」

「がんばります」

来年はほうれん草を増やして、長ねぎは減らしていくとか、まだ試行錯誤の部分も多いようだけど、実力はある農家さんです。

とりあえず大根は大量にあるそうなので、人参と一緒によろしくお願いします。

宮嶋君の人参は15日(金)入荷予定です。

キャンプ場に移動。

僕は夏の北海道以来、久しぶりのキャンプです。

初めてのキャンプ場だったけど、関東近郊の中では格別にいいキャンプ場でした。

お腹が空いたのでとりあえずスーパーで買ってきた惣菜。

手作りらしく、それなりに美味しい。

0度にはならなかったけど、かなり寒かったので鍋。

まさに闇鍋です。

宮嶋君の長ねぎとかぶと人参、小野さんが買ってきてくれた神戸さんの椎茸入ってます。

美味しかった~。

「人参とかぶ、スティックサラダでどうぞ」と小野さん。

スティックって言うか、結構でかい。

でも美味しい。

せっかく佐久に来たので、鯉の洗い。

鯉が初めての小野さん。

「クセがないと言うか、味がないと言うか…」

スーパーで買ってきたけど、ここのは食感がいまいちだった気がする。

先日の展示会で出会ったメーカーさんから送られてきたサンプル。

数種類のうちの一つです。

「これ、美味いですね」

「ですね。味付けがいいし、お肉が柔らかい」

鍋でお腹いっぱいだったのに、あっという間に完食。

なお、こちらの焼肉のタレ、取り扱い決定です。

神戸さんの椎茸のホイル焼き。

「この椎茸、美味いですね~」

「でしょ」

「帰りにまた寄って買っていきます」

なお、神戸さんの椎茸、来週半ば過ぎ頃入荷の予定です。

寒かったので熱燗が美味い!

温まって寝ましょう。

 

入荷情報。

14日(木)田中さんのみかん入荷します。

近日、丸山さんのサンフジ入荷します。

 

展示会に行ってきました

秋の展示会。

すでにお付き合いのあるメーカーさんも多く参加されているので、ご挨拶も兼ねて回りました。

京都アトレの喜多さん。

「いつもブログ見てます!」

「ありがとうございます。今日の写真も使わせてもらいますね」

抹茶羊羹やひとくち羊羹が人気です。

アトレさんが和菓子なら昭栄堂さんは洋菓子。

バタークッキーの昭栄堂、遠武さん。

「いつも注文ありがとうございます」

「いえいえ、たまにしか注文できなくてすみません」

「全然。ありがたいです」

高知ハマヤの中山さん。

「前回の展示会でもお会いしましたね」

「いつも立ち寄っていただいて嬉しいです」

ハマヤさんの藁焼き鰹、最高です。

長いお付き合いになりました。

兵庫大徳醤油の浄慶さん。

「新商品が何もなくてすみません」

「いえいえ、いつも素晴らしいお醤油ありがとうございます」

久々に会う長野黒姫和漢薬の森(しん)君。

「全然店に行けなくてすみません」

「またキャンプ行こうぜ。計画してよ」

「分かりました。店にも行きます」

「待ってるよ」

ビザと言えば福島ステラフーズさん。

左の松本社長、出会った時は営業さんでした。

「相変わらず元気ハツラツですね。また店にも遊びに来てくださいね」

「はい!行きます!」

最終日の後半ということもあったのか「ピザ、持っていきます?」

「いただきます」

「これもいります?」

「欲しいです」

「これも入れましょうか」

「食べます」

と、あれもこれも入れてくれて、大きいビニール袋に3袋ももらっちゃいました。

新商品のパエリアが楽しみです。

長崎五三焼カステラの須崎屋さんも来ていました。

新商品の試食もたくさん頂きました。

「あの職人さんも元気ですか?」

「はい、90歳近いですが、カステラ焼いてますよ」

「すごいですね。また注文出します」

その他、取り扱ってみたい商品も色々と出会いました。

味も内容も素晴らしい牛乳屋さんが作るチーズ。

営業の方もいい感じでした。

無添加のあんバター塩おはぎ。

これ美味しかったです。

他にもサンプルを色々くれました。

有機の乾燥原木椎茸。

だしの効いたスープ飲みましたがすごく美味しかったです。

サンプルもらったので食べてみます。

有機の国産生姜粉末。

臼で挽いているそうです。

サンプルもらったので使ってみます。

ウインナーやベーコン等々。

すごく美味しかったです。

条件が合えば是非やってみたいです。

梨がいっぱい入った焼肉のタレ。

味がすごく良くて、あとこのタレが付いた焼肉用のお肉も並べてました。

タレのサンプルはくれたけど、お肉のサンプル送ってくれるそうで楽しみ。

絹子が一番気になっていた無添加のたい焼き。

てんさい糖使用のものと、糀で甘さを付けたもの。

どちらもちゃんと美味しい。

 

どの商品も細かい商談はこれからで、どこまでできるか分かりませんが、いい出会いが多かったと思います。

それにしても、毎度のことだけど、いつも以上に超お腹いっぱい!

お肉にお寿司にスイーツ等々何から何まで、後半は満腹過ぎて全然食べられませんでした。

なんか5キロくらい太ったんじゃない?って気分です。

 

行ってきました長野(高橋さん編)

もう一人、お会いしたい人はりんご農家の高橋さん。

昨年、お客様に紹介していただいた農家さんです。

一応、前日に電話したんですが、出られたのはお母さんのようで。

「あの、フレスコの星野です」

「はい?どちらの?」

「えっと…埼玉の。あのですね。いつもお世話になっておりまして」

「息子は出かけてていません」

「いつお帰りで?」

「キャンプに行ってるのかな?明日の昼にならないと帰らないと思います」

「そうですか、では明日。その頃、時間が合えばちょっとおじゃまさせていただきます」

とりあえず行ってみるか。

 

朝。

一番の朝風呂。

気持ちいい♪

宿の明るく元気でものすご~くよく話す関西出身のお母さんと、バーテンダーの息子さんが見送りに出てきてくれました。

「また飲みに来てくださいね」

「はい。また飲みに来ます!」

「お待ちしております」

とてもいい宿でした。

お昼まで時間があるので、志賀高原を走ります。 続きを読む

行ってきました長野(清水さん編)

久々の長野。

特に中野より北は今年初です。

今回、いつもの生産者さんではなく、お会いしたいと思っていた方を訪れました。

昨年秋の展示会で出会った無農薬で蕎麦やお米を作っている長野飯山の清水さん。

店舗は持っていませんが、週末を中心に貸店舗でお蕎麦を提供しているそうです。

「こんにちは、お久しぶりです。一年ぶりですね」

「遠いところわざわざ来ていただいて」

「バイクでツーリングついでに。とりあえず、お腹すいたんでお蕎麦食べようかな」

「どうぞ。好きなの選んでください」

お蕎麦天ぷらセットを注文しましたが、なんかサービスしてくれた感じ。

お蕎麦も美味しかったし、つゆがまた美味しいんですよね。

おにぎりや揚げたての天ぷらやお漬物とか、心のこもったお料理って感じでホッとします。

昨年の展示会ではフレスコでお蕎麦の取り扱いを希望されていましたが、諸々の事情でお断りした経緯があります。

それにも関わらず、夏は自分たちで育てたお野菜を送ってくれたり。

素敵な方です。

清水さんご夫婦は10年前に東京から移住され農業を始めたそうです。

「飯山は本当にいいところなんです。飯山を楽しんでいってください」

「はい。ありがとうございます」

お米、お土産にもらっちゃいました。

本当にありがとうございました。 続きを読む

豊水梨始まりました

ぶどう、りんご、来週は柿、果物が充実してきます。

今日は長野高橋さんの豊水梨が入荷です。

昨シーズン、サンフジがすごく美味しかった農家さんですね。

豊水らしく、非常にみずみずしい。

程よく酸味があって、後味もさっぱり。

暑い日にちょうどいい味わいです。

さて、昨夜ですが、2泊3日で秋田に行っていた4人が帰ってきました。

絹子、よっしーさん、小野さん、浜野さん。

加藤さんのお米の収穫のお手伝い。

杭にかける天日干し。

かなりの重労働だったようで「天日干しが高いのには意味があることがよく分かりました」と口を揃えて言っていました。

男鹿のなまはげも見学したり、色々楽しんできたようです。

秋田の話はまた改めて。

お土産に大潟村の南瓜パイ。

現地でも超人気みたい。

それからいぶりがっこ。

もちろん無添加。

お願いしておいたなまはげラーメン。

後日の楽しみです。

 

入荷情報。

ただいま欠品しているキャベツの次回の入荷は21日(土)です。

本間さんの南瓜は来週入荷の予定です。

2つの展示会はハードでした

夏の展示会。

1日に2つの展示会はハードな気がしたけど、せっかくだからがんばって行ってみますか。

最初にアグリフード。

毎年行っている展示会です。

青森のりんご。

時期的にりんごの試食はなかったけど、なんか美味しい予感。

うちはりんごの農家さんは多いけど、更に層が厚くなるといいなあ。

試飲させてもらったシードル、美味しかったです。

桃とぶどう。

現状桃は丸山さん、ぶどうは小森さんに頼っていますが、天候で入荷がなかったり減ったりしているのがうちとしては課題。

いい出会いになるといいなあ。

本物のシャインマスカットのディスプレイに感動する絹子。

蜂蜜各種。

その中でも、うちの品揃えにはない海外のオーガニック蜂蜜に注目。

蜂蜜でオーガニック?

ふむふむ、説明聞いて納得。

値段も手頃。

なんか面白いかも。

もう、十年以上探し続けていたいちご。

もちろん、今は試食もないけど、特別栽培だし美味しい気がする。

念願のいちご、冬になったら注文します。

あんぽ柿。

これもうちの品揃えにはない商品。

秋になったら注文する予定です。

芋モンブランでおなじみ、南風さんの郷原さん。

では明日。

そして、いつもの加藤さん。

新商品は温めるご飯。

白米、玄米、赤米の3種。

今、パッケージを作成しているとか。

センスのいいヤツ、お願いしますね。

今回は忙しくて店に来られないとかで、また次回お待ちしています。

 

会場を歩いて歩いて、食べて飲んで、ああ時間がない。

次、行ってみよう。

隣の会場で行われていたシーフードショー。

こちらは既存の取引先の挨拶がメインです。

鰹の藁焼きはハマヤさん。

他にも鰹の藁焼きを出しているブースがいくつかあり試食しましたが、別物。

断然ハマヤさんのが美味しかったです。

素材良し、四万十産の藁、職人のテクニック。

改めてハマヤさんのこだわりを実感しました。

魚の缶詰は木の屋さん。

新商品は穴子ご飯、タコご飯等。

前の会社で僕の後輩だった木村社長は不参加。

次回はちゃんと参加して、店にも寄ってくれよ。

牡蠣やワカメでおなじみの末永さん。

新商品のサンプル送ってくれることになりました。

たらこや明太子でお世話になっている湊水産さん。

社長さんが無添加シリーズの新商品を案内してくれました。

サンプル送ってくれるそうで楽しみです。

こちらもおなじみ、灰干しの浜上さん。

新商品、と言うか、簡易包装のお得用。

これ、いいかも。

浜上さんも忙しいようで、展示会が終わったらその日のうちに鹿児島に戻るとか。

来年は店に来てくださいね。

 

アグリフードの方は事前に下調べして割りとスムーズに回れたけど、シーフードの方は会場が大きくて何がどこにあるのか全然分からず。

いやいや、かなり疲れました。

 

写真は撮らなかったけど、他にも名刺交換した生産者さんも多数。

この中からどれだけ店に商品が並ぶかな。

楽しみです。

 

スーパーカブで行く北海道6(帰宅編)

道の駅でソフトクリーム(400円)。

ちゃん無添加って書いてあった。

美味しい♪

だけど(しつこいようですが)本当に暑い…。

 

さて、空港に向かおうか。

でも、ちょっと時間が早い。

どこか涼しいところないだろうか。

と地図を見ていると渓谷っぽい場所。

行くと「クライマーの皆さんへ」と案内がある。

ロッククライミングで有名な場所らしい。

管理の小屋?におじさんがいたので「僕、全然クライマーじゃないんですけど、川に降りられる場所ありますか?」と聞く。

「危険な場所があるので、案内しましょう」

「すみません。わざわざ。いや、暑くて。どこか涼しいところないかなって」

「本当に暑いですね」

「ここは1億年前海だったんです」

「へ~。想像も出来ないですね。こんな山奥で」

「ここ降りると川ですが、ロープもないので気をつけてください」

写真だと分かりにくいけど、数メートルサイズの大きな岩がゴロゴロ。

これは…、足滑らしたら、絶対骨折だろ。

最終日に病院行きで、しばらく帰れないなんて、留守番しているスタッフに合わせる顔もないな。

気をつけてゆっくりゆっくり。

危険なので川まで下りず、途中まで。

いやいや、絶景。

だけど全然涼しくない。

とにかく暑すぎる。

その後、コンビニと道の駅でスタッフにお土産。

絹子からリクエストがあった鮭とば。

コンビニでもちゃんと無添加。

カレー好きなうっちーにはレトルトカレー。

何種類か味とパッケージのコメントが違うキャンプシリーズで並んでいて、美味しいかは知らないけど、かなり面白くて勉強になる。

レンタルバイク屋さんでカブを返し、最後の夕食は空港でラーメン。

そう言えば、毎日ラーメン食べていた気がする。

魚介のスープで、かなり美味しかったです。

今時、町のラーメン屋も値上がりしているので、空港で1000円ならむしろ安いかも。

あとは帰るだけです。

 

思い返せば19年ぶりの北海道ツーリング。

たった4日だったし、かつてのように旅って訳にはいかなかったけど…。

まあ、考えてみると、仕事が主な目的なので、贅沢は言えないかな。

北海道。

またいつか…。

 

ちなみに、4日間で約800km。

カブの燃費、びっくりの65km/1L!

スーパーカブ110、さすがに北海道ではパワー不足を感じたけど、それなりに走ってくれました。

時間があってのんびり旅する人にはいいかも。

 

終わり

スーパーカブで行く北海道5(若者とメロン編)

このキャンプ場で出会った人たち。

夜中まで焚き火を囲って語り合っていた地元美瑛のライダー。

ものすごく礼儀正しい長髪の若者と、かなりシャイな若者は幼稚園からの友だちだとか。

いいね、そういうの。

僕からすると若者と言っても、聞くと30歳過ぎだって。

でも二人共彼女なしって「友だちもいいけど、いい人とキャンプしろよ。楽しいよ」

「がんばります!」「は、はい」

いい連中です。

道内のライダー。

「今日がキャンプデビューなんです♪」と言う可愛らしい女性ライダーは帯広から。

懐かしいバイク、多分30年くらい前のモデル。

大切に乗ってね。

「北海道で美味しいもの食べました?」「もう帰っちゃうんですか?」

帰り際の「星野さん、またね~」って、何かよかったです♪

「シャツもジーンズも服装が同じっすね」と言う彼は千歳の近くって言ってたっけ。

女性ライダーのキャンプの先生だとか。

バイクは多分40年以上前のモデル。

「いいバイク乗ってるね~。XLでしょ」

「さすがですね」

「この歳になると古いバイクの方が詳しくて」

「少しオイル漏れてるけど、大事に乗っていきたいです」

かっこいい好青年って印象でした。

(皆さん、ブログ見たら連絡くださいね~)

 

今回北海道を走ってみて、かつて若者だったライダーが圧倒的に多い。(自分を含めてですが…)

昔から北海道来てましたって感じの、はっきり言っちゃえば、中年のおっさん。

ヘルメット取ったらみんなおっさんですよ。

それだけに、こうして若者のバイク乗りと出会えるって正直嬉しい。

目がキラキラしてるよね。

全てが新鮮に見える、きっとあの頃の僕らのように。

先輩面するつもりはないけど、若い時に旅した経験って何にも代えがたい貴重な体験。

必ず人生の糧になる。

今をたくさん楽しんでほしいな。

安全運転でね。

 

他にもキャンプ場で出会った人たちもいて、うちの店の商品送ってほしいとか(僕の北米ツーリングの本も入れておきますね)、九州から自転車で来た女性(毎日テントなしの寝袋だけ)の強者とか。

やっと楽しくなってきた北海道。

でも最終日。

帰らないと…。

空港に向かう途中、占冠。

道端に野菜の直売所。

なんかいいかも。

すると「こんにちは~」と農場の女性。

僕とほぼ同世代かな。

「よかったらどうぞ。無農薬のミニトマトです」

「ありがとうございます。いただきます」

「旅行ですか?」

「ですね。でも半分仕事で。こだわりの店やってて、いい商品探しつつ」

「いいですね~」

「メロンもよかったら。糖度を測るために収穫したばかりですけど」

まだ固いからと浅くカットしてくれたと思うけど、皮のギリギリまでかぶりついて食べました。

確かにまだ固いけど、後味もいいし、美味しいメロンの気がする。

「農薬とかは?」

「どうしてもメロンは病気がでるので2回だけ。JAに出してる農家さんは週に一度とか決まりがあるみたいだけど、うちは個人の販売なので、なるべく少なく」

「いいですね」

「これは全国から注文もらって発送する分です」

「人気なんですね。お値段は?うーん、ですよね。送料入れるとどうしても高くなっちゃいますよね。できればうちの店で販売してみたかったけど、難しそうかな」

「どうでしょう。たくさん採れて少しお安く出せる時期が来たらご連絡さしあげるとか」

「いいですか!全然OKです」

こんな感じで、取り扱いは未定ですが、少し期待しておいてください。

続く(次回最終回)

 

スーパーカブで行く北海道4(温泉とカニ編)

美瑛周辺を走ります。

景色はいいけど、猛暑が続く。

以前、スタッフ絹子が行って美味しかったと教えてくれた牧場のソフトクリーム。

確かに美味しかった。

美味しかったけど、600円は観光地価格だよな~。

せっかく来たから食べたけど、次は行かないな。

後日、絹子も「そんなに値上がりしたの!」とびっくりしてました。

花満開のじゃが芋畑。

収穫は1ヶ月ほど先でしょうか。

あるパーキングで、コンビニのカツ丼を食べているとツーリング中のおじさんが声をかけてきた。

「暑いのにこんな場所でお昼?あれ、札幌ナンバー」

「あっ、これ、レンタルなんです」

「レンタル?普段大きいの乗ってないの?」

「乗ってますよ。650cc。」

「…。よく分からない」

「今回4日間しか休みがなくて」

「それだとレンタルなの?」

「いや、往復の日数を考えるとそれしかなくて」

「…。全然分からない」

「いや、ですから」

「ん?君、どこの人?」

「あっ、僕、埼玉からです」

「あ~、そういうことか。てっきり札幌から来たのかと」

確かに自分も言葉足らずでしたが、ようやく理解してもらえました。

バイク乗りって、結構ナンバー見てますからね~。

早めにキャンプ場へ。

十勝岳に向かう中腹、それなりに標高があり涼しい。

このキャンプ場、初めて利用したけど、最高!

木の奥や右側にもサイトがあり、かなり広い。

人があまりいないので静か。

料金も400円と安い。

北海道だと結構当たり前だけど、ゴミはちゃんと収集してくれる。

ついでに、管理人さんがいい人。

そして、近くに温泉があって、キャンプ場で割引券もくれる。

管理人さん曰く「サウナも露天もある高級ホテルのお風呂が1200円のところ割引券で650円です。町営の小さいお風呂が300円のところ200円でお湯は熱いです」

「それは悩むなあ…」と言いつつ、実は全然悩んでいなかったりして。

割引200円の町営温泉一択です。

案の定の湯船ですが、泉質は良かったし、これで十分。

休憩室は地元のおじいちゃんとおばあちゃんのたまり場でした。

さて、夕食は花咲ガニ。

スーパーで1200円のが夕方に行くと半額で600円でした。

やや小ぶりだけど、一人だから十分。

花咲ガニ、昔は安いカニで、産地に行くと大きいのが1000円位で食べられたけど、今は数千円?

高級なカニになってしまいました。

地元のスーパー、使えます。

ちなみにカニ用のハサミは100均で購入。

いや~、久々の花咲ガニ、甘みがあって美味かった~!

スーパーの見切り品、全然OK!

でも、これだけで終わらない。

僕は知っている。

更に美味しい食べ方を。

食べ終わったカニの殻を煮て出汁を取り、そのお湯でインスタントラーメンを作ります。

スープ、美味っ!

カニの出汁、風味、いい味~!

キャンプでカニを食することがあれば是非お試しを。

ちなみに、出会ったライダーとかに振る舞うと人気者になれます。

続く

 

スーパーカブで行く北海道3(猛暑の富良野編)

初日の疲れもあったし、軽く二日酔い?

しかも、この時期の北海道、4時に明るくなる。

もっと寝たい…。

が、太陽が上がると、一気にサウナ状態になるテント内。

仕方なく起きて、富良野へ向かって走ります。

お昼近く。

お腹が空いて食堂でラーメン。

醤油ラーメン。

これもまた美味しかったです。

レンタルカブに乗ってのデメリット。

札幌ナンバーだし、全然旅人ライダーらしくない。

ただの地元の人っぽい。

考えた末、百均でバンダナ買ってミラーに巻く。

走ると、パタパタする。

少しは違うかな。

雰囲気大事。

富良野着。

暑い…。

めちゃくちゃ暑い。

気温33度。

しかも北海道では珍しく湿度が高くて蒸し暑い。

出会ったライダーは皆汗だくで「暑いですね」「堪えますよ」なんて会話ばかり。

60歳~70歳代?の高齢ライダーは口を揃えて「危険ですよ」「無理です、この暑さ」なんて感じ。

4日間、雨は降らなかったけど、とにかく暑かったです。

旭川の近くで有機のトマトを栽培している業者があると知り向かいます。

直売所があり、量り売りでトマトの直売あり。

ミニトマトも。

「美味しそうですね。無農薬で?」

「はい。結構人気なんですよ」

外のベンチで購入したトマトを試食。

かなり美味しい。

これはいいかも。

で、店長さんを呼んでもらって商談開始。

「あの、卸販売とかされてますか?」

「してますが、量はどれほどですか?うちは少量ではできなくて。コンテナ単位なら」と結果ロットが大きすぎることがネックに。

売店での売値ならそのまま出せるとのことだったし、送料を考慮してもまあ悪くない価格だったけど、ただ現地価格に上乗せしての販売って商売としては面白くない。

残念ながら断念。

まあ、よくあることです。

上富良野のキャンプ場着。

若い頃、何度も利用したキャンプ場。

全国からライダーが集まる。

それでもバイクブームだった当時からすれば、激減。

あの頃は、この駐車場に入りきれないほどのバイクが止まっていたっけ。

このキャンプ場には思い出がいっぱいあって、なんか懐かしいなあ…。

と言いつつ、とりあえずビール。

とにかく暑い。

夕食はジンギスカンに決めていました。

肉厚が嬉しい。

美味しかった~。

 

夜、キャンプ場裏の公園でラベンダーフェスタが開催されていて、暇つぶしに見に行きました。

ラベンダー畑がライトアップされ、音楽も相まって幻想的な雰囲気。

ちょっとしたショーみたい。

ファミリーやカップルばかりの中、僕は一人できれいなラベンダーを眺めていました。

おはようございます。

今日もちょっと眠いです。

一応、昼間のラベンダーも見ておきましょう。

早くも残り2日で、あまり遠出をせず、この辺を回ることにしました。

でもキャンプ場は移動。

ここ、あまりにも暑すぎる。

涼しいところに行きたい…。

続く