浜野さんのお庭キャンプ場で

栃木、無料のキャンプ場。

と言うのは、浜野さんのお庭でキャンプです。

参加者、僕の友人の築島さん、いつもの小野さん、スタッフ絹子と僕。

浜野さんが古い家の隣に新しく建てた家。

「いいですね~」

「素敵♪」

「あとで中見せて下さい」

「いいですよ~。まずは食べましょう」

浜野さんの作ったわらびのお浸し。

鰹節とお醤油でシンプルに。

うん、美味しい♪

そして店で味付けしてきたホルモンは炭火で。

焼きの担当はいつもの小野さん。

「ビールに合いますね」

「うん、美味い!」

店で煮込んできた豚のブロック。

バーベキュー風の味付けでこちらもビールに合う!

僕の母親に頼んで漬けてもらったぬか漬け。

人参、かぶ、ズッキーニ、セロリ、大根、野菜は全てフレスコのものを使用。

フレスコが誇るお野菜だけに美味しい!

あと、母親のぬか漬けは美味しいです。

先日初入荷した桐島さんのそら豆も炭火焼きで。

これも美味しかったですね。

風味と新物ならではの柔らかさ。

内山さんの新玉ねぎもアルミホイルで巻いて炭火でじっくり。

「すっごい甘いじゃん!」

「トロトロですね」

「甘~い♪」

最高の食べ方です。

旅の話とか農業の話とか、盛り上がります。

 

風が強くなってきたのと、少し寒くなってきたので、家の中に移動。

おしゃれで素敵なお家♪

「温か~い♪」

「なんか別荘に来たみたいになっちゃいましたね」

「いいですね」

食べ物の続きは、ハマヤさんの鰹のわら焼き。

もちろん塩わさびで。

「鰹、美味い!」

「塩もいい塩でしょ」

「おっ、分かるんだ」

キッチン付きなので、もう一品作りますか。

斉藤さんの小松菜とエムプランさんのコリンギを浜野さんのにんにくで炒めます。

味付けはシンプルに塩と醤油を少々。

大きく育った小松菜ですが、シャキシャキしてすごく美味しいし、コリンギもいいですね。

あっという間に完食。

飲んで食べて、その後も色々と盛り上がり…。

深夜なので寝ますか。

皆さん、お疲れ様でした。

「おはようございます」

「昨夜は楽しかったですね」

「またいつかやりましょう」

週末しか休めない築島さんに合わせてシフト調整しましたが、土日は結構忙しくてタイトなスケジュールでした。

可能なら浜野さんの畑も見たかったんですが、時間はなかったので、小野さんにお願いして視察してきてもらいました。

改めてレポートしてもらう予定です。

 

浜野さんの野菜情報。

浜野さんの野菜、新たに水菜とふきが少しですが入荷しました。

 

黄色いカブで行く四国+しまなみ物語4

朝、6時起床。

ピーピー、チュンチュン、ホーホケキョ。

鳥の声が目覚まし時計。

山に響き心地よい。

「では行きます」

「機会があればまた来て下さい。正ちゃんによろしく」

「了解です。ありがとうございました」

 

昨年の展示会でお会いして、美味しい野菜を送ってくれる。

ベテランの桐島さん。

「おはようございます!」

「どうぞ」

「お世話になります」

ちょうど出荷作業の最中。

「新玉ねぎです」

「こぶ高菜」

「へー、初めて聞いた。美味しそうですね」

「こぶが特徴で。美味しいですよ」

「畑、近くなので案内します」

「よろしくお願いします」

「畑はこのあたり一箇所にまとめています。散らばっていると効率が悪いんで」

多品目を少しずつ入れ替えながら栽培するのが桐島さんのやり方。

「色んな方法があるけど、私にはこれがいいかな」

「そろそろ植え替えで、忙しくなります」

「これはにんにく」

「にんにく?」

「この辺は葉っぱを食べる習慣があるんです」

「これはこのまま放っておくとにんにくできるんですか?」

「もちろん。ただ品種は違って、これは葉を食べる品種です」

かじってみると、かなりにんにくの香り。

甘みも感じるし、これは美味しい。

「ここがマスタードです。菜の花、これは栽培は楽なんですよ。放っておけば育つ。ただ、それからが大変なんです。種を採って加工品にするまでが」

「あのマスタードは美味しいですね。でも本当に手間暇かかりそう」

「私が品種改良したんです。基本的に野菜の種は取りますので」

「自家採種ですか。なかなかできないですよね」

「今度、和辛子もやってみます」

「それは楽しみです」

「どうなんでしょうか。今後の有機農業は」

「この辺は有機やってる人が多くて、かなりの野菜が出来ています。もしかしたら需要より供給の方が多いかも知れません」

「それは素晴らしい。でも全国的にはどうなんでしょうか。なかなか広がらない印象はありますが」

「ここにきて国が力を入れ始めているので、少しずつは変わっていくんじゃないかな。新規で就農する人も増えるだろうし」

「でも辞めてしまう人も多いと聞きます」

「そうなんです。一つはお金。お金が尽きて辞めてしまう。そこは助成してやるべきだと思います。あとは技術。若い人は技術がない。だから私は若い人を育てたいと思っているんです。クワも使えないで農業している人もいるんです」

「そうなんですか。そう言えば、展示会の時に一緒にいた女性の方は?」

「あの娘はちょうど1週間前に独立したんです。少し離れたところで農家やってますよ。元々東京出身で。うちに2年いたかな。独立した時、クワをプレゼントしました」

「そうですか。よろしく言って下さい。いい野菜が出来たらうちでもやりますよ」

「それは助かります。若い人は売り先なんですよ。そこを見つけるまでが大変」

「うちも若い農家さんは応援したいと思っています」

「にんにく、持っていってください。飛行機ですよね。匂い出ないようにしっかり巻いておきます」

「ありがとうございます。楽しみ」

「私が農業を始めたのは30数年前ですが、桐島畑としてやり始めたのは2011年で。その時の看板です」

「ずいぶん長くされているんですね。大ベテランですね。そう言えばハマヤさんのところの農家さんも教えているみたいですね」

「たまに見に行ってますよ。あそこはこれから伸びるんじゃないかな」

「桐島さん、ありがとうございました。会えてよかったです」

「こちらこそ。今後ともよろしくお願いします」

昨年の展示会で出会った時に感じた通り、素晴らしい生産者さんだった。

いい意味で対照的。

貝原さんが期待の星なら、桐島さんはいぶし銀。

皆、輝くものを持っている。

改めて出会いに感謝。

 

目的だった3箇所の生産者さん訪問を無事終え、あとは自分の時間。

と言っても、昼過ぎには松山に戻らなくてはいけない。

予想通りだけど、結構キツキツのスケジュール。

国道を外れ、山道を行く。

見たかった沈下橋。

この辺では普通に見られる橋で、地元の人は日常的にに使っているそう。

でも、ちょっと怖い。

黄色いカブと清流四万十川。

黄色いカブと沈下橋。

最高!

四国としまなみ。

前半は天気が悪かったけど、すごく充実した3日間。

皆さんに会えて本当によかった。

カブで走れて本当に楽しかった。

仕事兼バイク旅、今の僕には一番かな。

また次の機会に…。

 

終わり

 

 

125ccのカブの感想。

町中はもちろん、郊外でも法定速度+αで走るには十分だった。

長い登り坂や山道ではやや苦しい場面もあったけど、ギアを落とせばそれなりにがんばってくれる。

ホンダが誇る名車カブ、納得。

あと、小さいってすごくいい。

ゆっくり走っているから見える景色もある。

小回りが効くし、すぐ止まれるし、普段重くて大きいバイクに乗ってるから余計に感じる。

今回の走行距離522km、ガソリン9L。

燃費、計算してびっくりの58km/L!

山道が多くて、結構エンジン回して走っていたのにこの燃費。

カブ、すげー!

 

黄色いカブで行く四国+しまなみ物語3

今日は300キロ走らなくてはいけない予定。

朝6時起床。

出発前にお寺に寄ってみたけど、本堂はまだ閉まっていて、門まで。

島のお寺。

雰囲気はすごくいいけど、今日も雨。

国産レモン発祥の地の碑。

遠くに橋。

せっかくだからと展望台へ。

瀬戸内の島々。

晴れていたら絶景だろうなあ。

今治から愛媛に戻り高知へ向かう。

相変わらず雨。

冷え切った体。

寒い…。

愛媛だけど讃岐うどんの店があったので思わず入店。

コシのある麺、だしの効いた澄んだスープ、美味い。

無料でトッピングするわかめとネギも美味しい。

うどんは中盛りにしてかなりのボリュームだし、天ぷら付けても600円くらいだったから安い。

それに温かくて、今はそれが何より体に嬉しい。

中国山地を超え、高知県に入ると一気に天気回復。

「青空だよ~」

川沿いを走り南下。

やっと気分も乗ってくる。

が、今度はすごい強風。

軽量なバイクが風に煽られかなり気を使う。

そして…。

太平洋~!

来たぜよ、桂浜!

会いたかったぜよ!坂本龍馬!

龍馬像はかなり高くて、右は期間限定で像の真横で見られる簡易的な建物。

必要か?これ。

上るの有料だし。

ちょっと邪魔。

ちなみに、ここ桂浜に来たのは2回目で、最初は19歳の時。

あれから…。

うーん…、月日が流れるのは早い。

 

さて、鰹のわら焼きでお世話になっているハマヤさん。

桂浜のすぐ近くにある会社。

「ようこそ」

「いらっしゃいませ」

出迎えてくれたのは伊与木さんと弘瀬さん。

明るいお二人。

雑談を交え商談。

一応お仕事なんで。

「写真撮ってもいいですか?仕事してる証拠を」

「どうぞ、どうぞ」

今後の商品開発等で色々お話ができ、一定の成果。

ハマヤさんでは農産物にも力を入れていて、四万十を中心にした有機野菜の農家さんを集め業務拡大を図っているところ。

昨年の展示会で頂いたお野菜の感想や希望などもお伝え。

僕らからするとまだの部分もあるけど、今後に期待したいところ。

 

そして、今回の目的の一つ、鰹のわら焼きを見ること。

「どうぞこちらです」

職人さんが切った鰹を乗せる。

わらに火を付ける。

一気に燃え上がる炎に鰹を焚べて燻す。

3面あってその都度その作業を繰り返す。

その後、水で余計な煤を洗い落とし、水分を取り除いたあと冷凍。

こうしてあの美味しい鰹のわら焼きができるのだが、わらにもこだわりあり。

「四国産?」

「いえ、四万十産です」

「こだわってますね」

「わらは米農家さんに無理にお願いして分けてもらっています。年間のわら代もバカにならないです。同業者では中国産を使っているところもあるけど、わらによって風味も違ってくるんです。それに龍馬タタキですから」

「なるほど」

そうそう、わら焼きの作業は朝から午前にほぼ終わってしまうそうで、この日は僕のために特別に残ってくれたとか。

ありがとうございました。

本当に貴重なものを見せていただき、貴重な話もできて、本当に良かった。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

「そういえば、次は桐島さんのところですか?」

「そうです。今日四万十の方に移動して明日。桐島さん、ご存知ですか?」

「うちの農家さんの指導をお願いしているのが桐島さんです」

「え~!つながってるんですね。びっくり」

「本当にいい人で、それが顔にも出てますよね」

「そう思います」

桐島さんに会うのが楽しみ。

 

四万十へ向けて出発。

途中、ハマヤさんが運営するスーパーで買い出し。

四万十川沿いを走る。

今日の宿、ライダーズイン。

バイク乗りのための宿。

簡易的な室内だが、一部屋ずつ入口にバイクが止められる。

ここも若い頃一度泊まったことがある。

ちなみに、桐島さん宅まで数分の場所。

今日の宿泊者は僕一人。

ということで、宿のオーナーさんと2人で飲むことになった。

実はハマヤさんから「夜食べて下さい」とお土産にもらってきた鰹のタタキと猪のタタキ龍馬ジビエ。

「頂いてきたので一緒に食べましょう」

「いいですね。いっぱいやりますか」

オーナーさんが切ってくれました。

一番美味しい鰹のたたきは塩わさびが最高。

結構豪快に切ってくれた猪のわら焼き。

オーナーさん提供のお野菜各種。

「全部この辺の農家が無農薬で栽培したものです」

「おっ、こだわりあるんですね」

「この辺は有機農家が多いし、知り合いも多いんですよ」

「この近くにお住まいで?近くの桐島さんってご存知です?」

「そこの農家さんの?ああ、正ちゃんでしょ。友だちですよ」

「そうなんですか!明日会うんですよ」

オーナーさん、有機農業や無添加食品にも詳しくて、当然話が盛り上がる。

「農産物について、こう思うんですよ」

「ですね。業界の将来を考えると僕の考えは」

「なるほど。確かにそれはある」

「まあ、この仕事も理解してもらうのが大変ですよ」

今日のお酒、僕が買ってきた土佐の地酒。

オーナーさん提供の栗の焼酎。

「栗の焼酎とは珍しいですね。初めてです」

「焼酎はこれに決めています。美味しいんですよ。まあ、ロックでどうぞ」

栗の味がするわけじゃないけど、香りもよくてなかなかの美酒。

美味しい。

「やけに豪華な食事になっちゃいましたね」

「どれも美味しいですよ」

飲みながら話したことを記憶している限りで並べると、宿の運営、旅人との出会い、鮎釣りの極意、サクラマスの生態、等々。

(それぞれ面白い話なので書きたいけど長くなるので割愛)

人と話していて楽しいのはイーブン、つまり5対5で話せる場合。

一方的に話す人がいるけど、それは聞いているだけで疲れる。

今日は楽しかったな。

色々聞けて、色々話せて。

電電公社で督促係をやっていたというオーナーさん。

「自分は退職組だけど、こうしてお客さんと話すのが楽しいんですよ。全国から色んな人が来て話してくれる。宿やってると遠くに行けないけど、こうして話して、色々行った気持ちにもなれるし」

「いいですね」

最後は「えっ、独身なの?なんで?」

「なんでって、まあ、よく聞かれるけど、なんというか…、タイミングとかですかね」

「一度は結婚した方がいいですよ。絶対に」

「まあ、そうですねえ。なかなかね」

「誰かいないの?バツイチでもいいじゃないですか。自分もバツイチなんで」

「そういう問題でもない気が…」

なんて話をしていると「あれ、もう11時だ。どうします?」

「えっ!もうこんな時間!寝ましょう。明日早いんで」

「そうですか。明日見送りしますんで」

最後に記念写真ね。

楽しい時間をありがとうございました。

 

そう言えば、朝から300キロ走って、ちょっと疲れたかな。

でも楽しい一日。

明日、早くも最終日。

 

続く

黄色いカブで行く四国+しまなみ物語2

「こんにちは!」

「はじめまして」

今回会う最初の生産者さんは広島高根島で柑橘を栽培する貝原さん。

昨年からのお付き合いだが、信頼の置ける生産者と見込んで、一度会ってみたかった。

「汚い軽トラですみません。島をご案内します」

「汚い軽トラは慣れてるから。よろしく」

橋を渡り隣の生口島から高根島へ。

「僕が生まれた時にはもうこの橋はできていました」

時期的に木になっている柑橘の収穫はほぼ終わり、島中に点在する畑を見せてもらうことに。

広さにして東京ドームの半分の畑に1500本位の木々があるそう。

「従業員は?」

「僕一人です」

「一人!?それって大変でしょ!」

「大変ですね。あとは奥さんが販売の方を手伝ってくれます。もう奥さん無しではダメです。別れられないですよ」

「最初は、いいものを作れば売れると思っていたけど、全然。泣く泣く廃棄したり」

「結局売り先なんだよね。特に若い農家さんは」

「農協とかにみかん卸しても、1箱150円とかなんです。それじゃ農家もやる気が起きないですよ。だから本当に美味しいものを作って自分で売っていきたいです」

「土作りは?」

「特にやっていません。ここは元の土がいいんです。島でも農薬や除草剤を使っている農家さんもいて、そういうみかんは味が薄いですよね。土もダメにするし。それが海に注がれて汚してしまうんです」

小さい島だけど、場所によって水はけや日当たりや気温が異なり、それに合わせてみかんやレモンなど適地を考え、木を植えているそう。

「ヤギ飼ってるんだ」

「あっ、近づかない方がいいですよ。そいつ凶暴なんで」

元々は馬が好きで、畜産の学校に進んだとか。

その後、ワーキングホリデーでオーストラリアに2年間農業の仕事、帰国後造船の仕事を2年、その後に自分で農業を始めたそう。

この島の産業は農業、観光、造船だとか。

「その先が呉です」

呉と言えば戦艦大和を作った場所。

「なんでこの辺は造船が盛んなの?」

「海が静かで波がないからだと思います」

「なるほどね~」

「ところで、ヤギ飼ってるけど、好きな馬は飼わないの?」

「島に獣医がいないんです。ヤギは勝手に育つけど、馬は診てもらわないとダメなんです」

「そうなんだ」

「あそこの土が出ているところ、全部猪が掘り返した場所です。もう猪の被害がひどくて」

「そんなにいるの?」

「最初は山の上だけだったのに、下の方に降りてきて、柑橘を食べてしまって」

「無農薬の美味しい作物だけ食べるってパターンでしょ」

「そうなんです」

「どこの農家さんも一緒だね」

「穀物を食べている猪より、柑橘を食べている猪の方が臭みがなくて美味しんですよ。僕も畑で罠を仕掛けて獲った猪をさばいて食べるんですけど、めちゃくちゃ美味いですよ」

「そんなに美味いんだ」

「特に背中のたてがみのあたりが美味しくて、奥さんも大好きです。誕生日には猪が食べたいとか言うし」

「ほう。それは食べてみたいなあ。今度穫れたら送ってよ」

「大丈夫なんですかね、許可とか。猪をさばく許可は持ってますが」

「その辺はよく分からないけど。俺たちが食べるんだからいいんじゃない?」

「ここの畑は僕が一番好きなところで。晴れてると海がきれいですよ。虹色になったり」

「晴れてる日に来たかったね」

「奥さんにプロポーズしたのもここです」

「そうかあ。それじゃあ記念の場所で記念写真撮ろうか」

「はい」

「来て良かった。今後ともよろしく」

「こちらこそよろしくお願いします」

「そうそう、ジュースもめちゃくちゃ美味しかったよ。好評だったけど無くなるの早かったね」

「来年は量を増やします」

「来年はうちでフレスコオリジナルラベル作ろうかな」

「いいですね」

「また楽しみにしているよ」

「これ、お土産にどうぞ」

「嬉しい♪ありがとう」

貝原さん、今年で6年目でまだ若いけど考え方もしっかりしていて、将来有望な農家さん。

会いに来て良かった。

町に戻ってうろうろしていると、柑橘があちこちで売られている。

自動販売機でも売られている。

さすが柑橘の島だ。

 

夜は一人で飲みに行く。

貝原さんも誘ったけど「今日は島の消防団の集まりがあって」

「それは残念」

「そんな集まりばっかりですよ。島だから仕方ないけど、大変な役回りばかり任されて。農家が暇って間違った感覚があるみたいで」

「どこもそうみたいだね」

結局、お好み焼き屋へ。

広島風を食べてみたかったのもあるけど、やっている店がここしかない。

居酒屋兼酒屋で、お酒はお店で販売しているそのままの値段。

安くていい。

魚の天ぷらって書いてあったから頼んだら、かなりイメージと違った。

素揚げ?

美味しかったけど。

家族経営のようで、お母さんと息子さん、お父さんはお皿の片付け。

息子さんはがんばっていたけど、極度の口下手って感じ。

それでも最近多いという外国人のお客さんにも、がんばって接客していた。

圧巻だったのはお母さんの接客。

常連の方らしい服とお化粧かなり派手な74歳女性「この店、私の故郷みたいよ!ね~、そう思うでしょ!」ビールの大瓶2本と焼酎飲んで酔っ払ったおばさまを丁重に見送り。

サイクリストっぽい高齢者の集団「さっき電話しただろ。席は?」「こっちは豚天でそっちは海鮮だって。全部で8人。なんで10枚なんだよ」と注文もよく分からない人たちにも落ち着いて笑顔で的確に処理。

外国人にも一言二言の英語で上手に対応。

忙しい中での電話対応もスムーズ。

時折僕にも話しかけてくれたり。

なんか高級料亭の気が利くベテランの女将さんみたい。

(行ったことないから分からないけど)

表情だけの笑顔ではなく心からの笑顔を感じたし、誰もが心地よく食べて飲める。

ちなみに息子さんは5人組の外国人相手に「あ~、ノーミート。え~と、オクトパス!」とがんばっていた。

そんな様子を見ながら飲んで、ちょっと楽しかった。

思わず帰りに「お母さん、接客素晴らしいですね」と声をかける。

「まあ、そんな風に褒めてもらって」

「僕も接客やってるんで見習いたいです」

「もう70過ぎているんですよ。今日は騒がしくてごめんなさいね」

「いや、すごく楽しかったですよ」

「気を付けて帰ってくださいね」

「ごちそうさまです」

宿に戻って地元産のレモンチューハイ。

思えば、朝は5時起きで、成田まで行って、飛行機に乗って、雨の中バイクで走って、かなり忙しいスケジュールだった。

一気に眠気。

22時就寝。

 

続く

黄色いカブで行く四国+しまなみ物語1

生産者さんを巡る「四国+しまなみ物語」長くなるので4回に分けてお伝えします。

 

僕が初めて四国をバイクでツーリングしたのは19歳の時。

その後、何度か四国を訪れた事はあるけど、いずれにせよ、まあちょっと前の話かな。

久々の四国ツーリングはもちろんお仕事。

3日間の予定なので、さすがに自分のバイクを持っていくことはできず、今回はレンタル。

大きな課題は予定と天気。

事前に飛行機の予約があるので、いつものように「明日天気が良さそうだから行こうか」「◯◯さん、今日います?」って訳にはいかない。

数週間前に晴れるかどうか予想するのは流石に難しい。

でも、仮に雨でも手段はバイク。

それは決めていた。

車での移動じゃ、それはただの出張。

仕事でもバイク旅気分は味わいたいかな。

と前置き(口実)が長くなったけど、いざ出発。

ありがたいことに成田-松山往復1万円。

でなければ、行こうって気持ちにはならなかったと思う。

松山空港からバスで市内へ、レンタルしてくれるバイク屋へ。

今回チョイスしたバイクはハンターカブ。

排気量125cc。

高速を使う予定もないし十分だろう。

イエローが目立ってなかなか。

しかもほぼ新車。

ラッキー!

松山を出発し、今治、そしてしまなみ海道を通り広島へ。

愛媛の今治から広島の尾道までいくつかの島を橋で繋いでいる高速道路。

その脇を原付きと自転車が通れるようになっている。

これはありがたいし楽しい。

が、降り出した冷たい雨。

寒い…。

橋の部分だけ側道を走り、島に降りたら一般道を走り次の橋へ。

通行料金は一つの橋に付き50円から200円で料金箱に勝手にお金を放り込んで支払うシステム。

結果的には迷うことはなかったが、事前の調べでは原付き道の入口が分かりづらいとの情報も。

が、ナビは使わない。

ナビは便利だけど、それに頼ると旅の楽しさは半減する。

地図と自分の感覚を頼る。

時には迷ってもいい。

迷ったら人に聞けばいい。

ワクワク、ドキドキ。

せっかくの旅だから、そこも味わって記憶に残る旅がしたい。

地図の旅、すごく楽しい。

桜がちょうど見頃だったが、小雨が降り続き、なんとか数枚写真を撮るにとどまり、先に進む。

瀬戸内海。

僕の母親の田舎が山口の海沿いで、子供の頃夏休みになると母親と帰省し毎日海に出かけた。

遠浅なので海水浴には向かないが、アサリなどの貝類を採ったりしたものだ。

その頃の記憶にある浜と同じ雰囲気。

砂質、そして香り、なんだか懐かしい。

サービスエリアで食べた鯛塩ラーメン。

これは美味しかった。

鯛のだしがよく効いたスープ、レモンがいいアクセントになってる。

トッピングに鯛、海苔とわかめも風味がしっかり。

冷えた体に染み渡る美味しいラーメン、ごちそうさま。

ついでにじゃこ天。

揚げたてアツアツで美味しい。

ここから広島県。

そして柑橘の島。

いたるところにレモンなどの柑橘が成ってる。

相変わらず小雨が続くけど、瀬戸内に来たなって気分で気分がいい。

今日の宿着。

近くにお寺。

明日の朝、行ってみようかな。

今日はこれから貝原さんと待ち合わせ。

 

続く

 

行ってきました伊豆

まず入荷情報。

4日(木)長崎さんのグレープフルーツ入荷します。

 

さて、久々のツーリング。

行ってきました伊豆。

ちょうど桜が見頃。

満開間近って感じかな。

2日間、概ね晴れで気持ちよく走れました。

ここ数年、バイパスが出来たり、以前に比べたら南伊豆に向かう時間も短縮されました。

でも、便利な道ってつまらない。

国道から脇道の未舗装、結構な砂利道を走って旧天城トンネル。

少しハードな路面だけど、こういう道を通ると峠を超えたなって気持ちになって、伊豆の踊子気分も味わえる、かも?

ちなみに、トンネルを抜けると工事通行止めで引き換えしてきました。

今回はキャンプではなくて、素泊まり宿。

夜はスーパーで買ってきた惣菜。

まあ、スーパーのなんで、それなり。

お魚屋さんで作ってもらったお刺身。

これは美味しかった。

 

しかし、一人で宿。

はっきり言って、暇。

夕方5時に着いて、お風呂入って、6時頃から食べて飲んで、7時にはやることがない。

お風呂は温泉だったから、3回入ったけど、それでも暇。

お酒ちびちび飲みながら面白くないテレビ見てゴロゴロ。

つまんない…。

しかもセルフチェックインの宿だから、誰とも会ってないし誰とも話していない。

さみしい…。

「今、伊豆に来ててさあ」と誰かに電話でもしようと考えたけど、誰も思いつかない。

って言うか迷惑だろ。

仕方ないので、10時には布団に入ったけど、日頃12時とか1時に寝ているので、そんなに簡単には寝られない。

宿はきれいだったし安くて良かったけど、キャンプの方がいいかなあ…。

 

翌朝、コンビニでコーヒーを飲んでいると地元のおじさんが声をかけてきて、しばらく話しました。

自身もバイクに乗っているとか、これからイカ釣りに行くとか、ちょっと楽しくて嬉しい時間。

旅はこうじゃなくちゃねえ。

できれば昨夜お会いしたかったです。

西伊豆に移動し、お世話になっているカネサさんの店に寄ります。

これぞ本枯節。

発酵していない荒節に比べると、風味とか旨味が全然違う。

原材料表示を見れば分かるので、鰹節を選ぶ時は本枯節を選んでほしいですね。

こちら、絹子に頼まれて購入してきた潮かつお。

海沿いから川沿いの道を上っていきます。

わさびの藤井さん。

「久しぶり!」

「ですね」

相変わらず、明るく笑顔の藤井さんご夫婦。

ホント、素敵なご夫婦ですよ。

昨年はテレビに出まくっていたけど、今年はオファーがないそうで…。

「やっぱりテレビの影響って大きいよね。誰かテレビ局の知り合いとかいない?」

「いません」

山奥にあるわさび田。

いつ来ても気持ちのいいところです。

山の木々も、わさびの葉も緑が美しい季節。

「新緑も紅葉もあって、蛍や蝶も来て、ここは一年中、四季を感じて楽しいですよ」

わさびの出荷作業も2人でテキパキと。

藤井さんのわさびは無農薬。

最初に会った時、一般のわさびは農薬や化学肥料を使うって教えてもらいました。

水の違いとかもあるだろうけど、藤井さんのわさびは格別に美味いです。

「そう言えば、小野さんは?」

「なんか自分の畑で忙しいみたいで」

「なんだ~。来ればいいのにね~」

藤井さんの畑の近くには夏みかんと八朔の木があります。

自然栽培…と言うより、山の斜面に生えている何もしないそのまんまの木。

木で完熟して、落ちたものを収穫して、休憩時間に食べているそうです。

「みかん、勝手に食べて。当たり外れがあるから、酸っぱいのもあるかも」

夏みかんも八朔も、多分柑橘は全部みかんと呼んでいるみたい。

「じゃあ、いただきます」

「美味しい♪」

ちなみにこちら八朔。

木成り完熟を超えて、木落ち完熟。

味が濃くて甘いし、酸味は程よく残っているし、そして香りよく果汁もある。

「何もしてないけど、周りの木の葉っぱが落ちて、それが栄養になってるみたいです」

「なるほどね~。これ、うちのプロの農家さんのより美味しいかも」

周辺の山に生えている山桜もきれいでした。

自然いっぱい、いいところです。

「じゃあ、恒例の記念写真」

「はい、撮りま~す!」

素敵な笑顔、また会いにきましょう。

 

今回は天気に恵まれました。

来週、あっちの方、晴れるといいけどなあ。

 

 

ジローさんを訪ねるツーリング

天気が良かったのでバイクでぶらっと。

行き先は茅ヶ崎。

ハムウインナーでお世話になっているジローさんを訪れます。

市場の中に店舗があるみたいです。

「こんにちは。社長さんはいらっしゃいますか?フレスコの星野です」

「ちょうど今出ていまして」と女性の店員さん。

「近くまで来たもので。大丈夫です。また次の機会に」

すると電話で話したことのある会計の女性が方がご挨拶に出てきてくれました。

「わざわざいらしてくれて。すみません」

「あっ、電話で話した方ですよね」

「お世話になってます」

「こちらこそ」

店内には美味しそうな商品がいっぱいです。

スタッフのお土産に2品購入し、海で食べるつもりでホットドッグを購入。

すると「社長と連絡が取れたのでちょっと待っていてください。すぐ戻ってくるそうです。よかったら外で食べてもらって」

というわけで、外のテーブルでホットドッグ食べて待っていました。

「すみません。遅くなって。来てくれたんですね」

「こちらこそすみません。急に来てしまって」

「どうですか、商売は」

「そうですねえ」

少しの時間でしたが、色んな話しをさせてもらいました。

「本物を伝えていきたいですね。なかなか難しいですが」

「僕らももっと努力しないと。がんばります」

店員さんにお願いして撮ってもらった写真。

「すてきなGR(カメラ)ですね」

「あっ、分かるんですね」

GR知ってるって、写真好きな方なんだと思います。

僕のはかなり古いタイプのGRですが、すごくいいカメラ。

撮るのが楽しいです。

「では僕はそろそろ」

「ではこれ。非売品なんですが、持っていってください。乾燥の方法を変えて作ってみたんです」

「これは嬉しい。みんなで頂いてみます」

「あとこれも。今作ったので、食べていってください」

「すみません。でもさっきホットドッグ食べたばかりで」

「では持ち帰りで」

「ありがとうございます」

ジローさん、来月の展示会にも出店されるそうで、またその時に会いましょう。

江の島を望む海岸。

江の島をバックに食べるサンドイッチ。

一つはハム、一つはコンビーフです。

江の島をバックに再び食べるホットドッグ。

ハムもコンビーフもウインナーも格別に美味しい♪

ちょっともったいないかなと思ったのは、多分普通のパンとかケチャップとかの調味料とか使っていると思うんですが、ハムやウインナーが素晴らしすぎて完全に一人勝ちしちゃってる。

他もグレードアップしたら最高に美味しくなると思います。

コーヒー、持ってきてよかった。

海を見ながら、いい時間でした。

本当は鎌倉とか江の島とか散歩しようかと思っていたんですが、暑い…。

厚手のフリースやダウンジャケットとか、かなり厚着してきたけど、快晴で気温は上がり、砂浜を少し歩いただけで汗をかいてしまいました。

散歩は次の機会にしましょう。

運良く、江ノ電。

写真撮ってる人、たくさんいました。

人気なんですね。

 

ジローさんのハムやウインナー、来月また予約を受けたいと思っています。

注文用紙はフレスコ便りに挟んでおきます。

って、来月のフレスコ便りもそろそろやらないと…。

 

うちから1時間キャンプツーリング

久々にキャンプツーリング。

寒いのであまり遠くは行けないので、調べていたら比較的近い場所にキャンプ場。

高速使って自宅から約1時間。

オープンして1年半だとか。

雑木林に広がるサイト、広場からちょっと上がった場所にテント設置。

この日の利用者は僕一人でとても静かでした。

買い物から戻ったらちょうど暗くなり気温も下がってきたので、とりあえず体を温めたい。

カップうどんに温めたレトルトカレー。

お昼を食べそこねて、お腹もペコペコ。

これ、いけます。

もちろん具入り、とろみもついて、ちょっと本格的なレトルトカレーうどん。

あげはお湯を入れる前に割っておいて正解でした。

「ホント寒いですよ。寒すぎですよね~」と管理人さん。

「焚き火台じゃ暖を取れないので使ってください」とドラム缶を切ったものを貸してくれました。

暖か~い。

個人的に購入しておいたジローさんのウインナー。

ワイルドに直火で。

わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。

って分かる人にしか分からないね。

ウインナー、美味っ!

これぞ肉の旨味。

でもかなり太くて大きいウインナーを一人で3本は多すぎでした。

これだけでお腹いっぱい。

スーパーに行ったら、鯉の洗いが売っていたので買ってみました。

鯉、始めてです。

クセも臭みもなく、全然OK。

コリコリしたかなり歯ごたえのある食感、美味しいです。

ここからは日本酒、熱燗で。

寒いので湯豆腐。

まずはポン酢作り。

店から持ってきた大徳さんの醤油と佐藤さんのだいだいを混ぜるだけ。

だいだい、搾るとものすごい量の果汁がでます。

大徳醤油+佐藤さんのだいだいのポン酢、完璧です。

かなり美味しい♪

是非お試しを。

焼酎のお湯割りにも搾ってみました。

うん、これも美味しい♪

ただ、僕は芋焼酎が好きなんですが、芋の風味も消してしまうほどなので、普通の焼酎の方がいいかも。

今日のBGMはラジオから流れてきた八代亜紀。

またまた、残念ですなあ。

また昭和が遠くなっていくような…。

聞きながら、炙ったイカでしみじみ飲みたくなったけど、イカがなくて残念。

夜、というか朝方冷えましたね~。

バイクもテントも凍りついていました。

朝7時に温度見たら-4度だったので、もう少し下がったかな?

装備はしっかりしていったので、眠れなかったことはなかったけど寒かったです。

 

このキャンプ場、薪使い放題でも一人一泊3000円と僕としてはかなり高いキャンプ場ですが、交通費を考えればありかな。

キャンプ目的ならば、遠くまで高速やガソリン代を使って行かなくてもいいし。

でもキャンプだけの目的ならわざわざバイクで行かなくても良かったかな。

ぶらっとキャンプだけしたい時にまた行ってみたいキャンプ場でした。

昼から仕事なので、帰り途中サービスエリアでラーメン。

大して美味しくもなかったけど、温まりました。

次はもう少し暖かい場所でキャンプしたいかな。

 

今年の正月

12月31日大晦日のことですが、新田さんが来てくれました。

千葉の農家、香取さんのところで農家として働きつつ、個人的に問屋業もしていて農家さんや農産物を案内してくれています。

でも「営業の頃にお世話になってきた農家さんへの恩返し」と言い、ほとんど儲けはなく奥さんに怒られているそうです。

ちょうどお客様が落花生を手にしていたので「この人が作ってるんです」と紹介すると「栽培から選別から焙煎まで自分たちでやってるんで美味しいと思いますよ」と新田さん。

「そうなんですか!」と2袋購入していただきました。

新田さん、熱くて頼りになる男です。

 

正月の三日間はフレスコは休みですが、やることは結構あるんです。

今年の計画を立てたり、棚卸しや年始分の発注、フレスコ便りもやらなくちゃ。

と言うわけで、僕は元旦から店。 

もちろん一日中仕事をしているわけではないので、一人でおせち気分。

スーパーに行ったら、本マグロと手羽元が半額だったので購入。

この前食べた佃煮三昧の残り。

そして新田さんが差し入れしてくれた地元の日本酒。

美味しい♪

で、ほろ酔いでちょっと昼寝。

 

いくら正月と言っても、三日間もそんな生活をしているのは健康に良くないので、2日は昨年同様バイクで海に。

北海道行きのフェリー。

うーん…懐かしい…、というより今は夢だなあ…。

まあ、いつの日にか。

この日は曇ってどんよりしていたので、普通に写真を撮ってもつまらないので他のモードで撮影。

デジカメはリコーのGRデジタルを使っています。

海。

太平洋。

好きです。

少し走って小さな漁港。

漁師さんも正月は休みなのかな。

誰もいない静かな港。

パタパタと音を立てる大漁旗。

正月の風物詩でしょうか。

立ち寄った神社。

空いていたのでお参りしてきました。

ちなみに、少し離れた大きい神社は大渋滞の大行列。

寺院の大小でご利益とか何か差ってあるんですかね。

狛犬に会うと必ず左右で口の開きが違うのを確認するクセが付いてしまいました。

初詣行ったら見てみて。

さて、帰ろうかなと思ったら…。

まさかのにわか雨。

まあまあ、そんな日もあります。

でも、夕日がきれいでした。

 

年始の営業は4日から。

4日と5日は17時までの営業です。

4日から6日までの3日間、毎年恒例の当たって嬉しいおみくじをお配りする予定です。

ご来店お待ちしております。

ぶらっと個人的ツーリング

カメラだけ持って、ぶらっと気軽な日帰りツーリング。

秋の終わり、冬の始まり、だったかな。

出かけるときはやけに暖かく、厚着をして失敗だったかなと思ったけど、現地に行くと寒いほど。

澄んだ青空と白樺。

一枚残った枯れ葉。

最後のもみじ。

イチョウの絨毯。

 

キリッとした冷たい空気を感じながら、ただ走っているだけで楽しい。

そんな一日でした。

ちなみにお昼は小さな食堂。

おばあちゃんが一人で切り盛りしているようで、30分ほど待ちました。

メニューで迷ったのが、カツ丼1000円とカツ丼セット(蕎麦かうどん付き)が1000円、同じ値段ってどういうこと?

おばあちゃん、忙しそうだったので聞けず、麺はきっとハーフサイズだろうととりあえず注文だけ。(調理に忙しくて待っていても注文取りに来ないので、厨房の奥に大声で叫ぶシステムらしい)

出てきたのは、蕎麦も普通に1人前でした。

カツ丼もお蕎麦もちゃんと美味しかったし、添えてある手作りの浅漬とか大根の煮物も嬉しいですね。

でも、さすがにお腹いっぱい…。