「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
「おう」
いつもの感じ。
恒例になりました斉藤さんの畑で七草の収穫。
今年も雑草大好き絹子を連れてやってきました。
さて、どれくらい採れるかな。
「この辺にナズナがあるだろ」
「はい」
「ここはハコベが結構あるよ」
雑草図鑑を愛読している絹子、順調です。
僕はいまいちよく分からず…。
全部、ただの雑草にしか見えず区別が…。
「目の前にいくらでもあるだろ。どこ見てんだ」と毎年斉藤さんに叱られています。
「ちゃんと泥を落として、根っこを切ってやれよ」
「はい。後でやります」