試食、試食、まずは加藤さんの

先日の展示会でもらったサンプル。

整理したらカゴいっぱい。

ステラさんからもらったサンプルもいっぱい。

がんばって試食しないと。

ちょうど健康フーズさんからおせち関連の試食も送られてきました。

こちら冷蔵品。

箱の下の方にも色々入っています。

長谷さん、いつもありがとう!

こっちは冷凍品。

毎年同じものもあるけど、新商品もあるみたい。

いや、まじでがんばって食べないと。

この前、加藤さんが来た時に「うちの米で作った商品で、あとでみんなで食べて感想聞かせてください」と言っていました。

が、当日食べるのをすっかり忘れていて、僕らだけで試食することに。

これがなかなか良く出来ていて、美味しい。

籾発芽玄米の雑穀入りとおかゆ。

ちゃんと加藤さんのお米を使っているって分かる美味しさ。

聞いたら、これは加藤さんの会社で出しているものではなく、原料のみを提供して他で製造販売している商品みたい。

うちでも販売できるか聞いてくれることになりました。

ちなみに、前回の展示会で試作品を出していたパック入りのレトルトご飯は加藤さんが直接企画販売する商品で、これとは別。

そちらも楽しみです。

「冬にほうれん草作ってよ」とお願いしていた宮嶋君のほうれん草、の第一弾。

まだ甘みは全然ないけど、肉厚でしっかりした葉っぱ。

寒さが増せば美味しくなる予感です。

本間さんからは南瓜、の次の品種。

ちゃんと試食分を入れてくれるところが嬉しい。

味見は改めて。

 

展示会に行ってきました

秋の展示会。

すでにお付き合いのあるメーカーさんも多く参加されているので、ご挨拶も兼ねて回りました。

京都アトレの喜多さん。

「いつもブログ見てます!」

「ありがとうございます。今日の写真も使わせてもらいますね」

抹茶羊羹やひとくち羊羹が人気です。

アトレさんが和菓子なら昭栄堂さんは洋菓子。

バタークッキーの昭栄堂、遠武さん。

「いつも注文ありがとうございます」

「いえいえ、たまにしか注文できなくてすみません」

「全然。ありがたいです」

高知ハマヤの中山さん。

「前回の展示会でもお会いしましたね」

「いつも立ち寄っていただいて嬉しいです」

ハマヤさんの藁焼き鰹、最高です。

長いお付き合いになりました。

兵庫大徳醤油の浄慶さん。

「新商品が何もなくてすみません」

「いえいえ、いつも素晴らしいお醤油ありがとうございます」

久々に会う長野黒姫和漢薬の森(しん)君。

「全然店に行けなくてすみません」

「またキャンプ行こうぜ。計画してよ」

「分かりました。店にも行きます」

「待ってるよ」

ビザと言えば福島ステラフーズさん。

左の松本社長、出会った時は営業さんでした。

「相変わらず元気ハツラツですね。また店にも遊びに来てくださいね」

「はい!行きます!」

最終日の後半ということもあったのか「ピザ、持っていきます?」

「いただきます」

「これもいります?」

「欲しいです」

「これも入れましょうか」

「食べます」

と、あれもこれも入れてくれて、大きいビニール袋に3袋ももらっちゃいました。

新商品のパエリアが楽しみです。

長崎五三焼カステラの須崎屋さんも来ていました。

新商品の試食もたくさん頂きました。

「あの職人さんも元気ですか?」

「はい、90歳近いですが、カステラ焼いてますよ」

「すごいですね。また注文出します」

その他、取り扱ってみたい商品も色々と出会いました。

味も内容も素晴らしい牛乳屋さんが作るチーズ。

営業の方もいい感じでした。

無添加のあんバター塩おはぎ。

これ美味しかったです。

他にもサンプルを色々くれました。

有機の乾燥原木椎茸。

だしの効いたスープ飲みましたがすごく美味しかったです。

サンプルもらったので食べてみます。

有機の国産生姜粉末。

臼で挽いているそうです。

サンプルもらったので使ってみます。

ウインナーやベーコン等々。

すごく美味しかったです。

条件が合えば是非やってみたいです。

梨がいっぱい入った焼肉のタレ。

味がすごく良くて、あとこのタレが付いた焼肉用のお肉も並べてました。

タレのサンプルはくれたけど、お肉のサンプル送ってくれるそうで楽しみ。

絹子が一番気になっていた無添加のたい焼き。

てんさい糖使用のものと、糀で甘さを付けたもの。

どちらもちゃんと美味しい。

 

どの商品も細かい商談はこれからで、どこまでできるか分かりませんが、いい出会いが多かったと思います。

それにしても、毎度のことだけど、いつも以上に超お腹いっぱい!

お肉にお寿司にスイーツ等々何から何まで、後半は満腹過ぎて全然食べられませんでした。

なんか5キロくらい太ったんじゃない?って気分です。

 

休日のタコス

中込さんの新生姜は泥付きの状態で入荷しています。

こちら、洗った状態。

きれいですね。

農家さんも洗う機械がないと大変だとは思いますが、洗った方が絶対に売れるだろうなあ。

まず定番の甘酢漬け。

味が染みるまで数日待ちましょう。

そして初めて作る新生姜の天ぷら。

軽く塩だけ。

これ、美味しいです。

ご飯のおかず、と言うよりはお酒のつまみかな。

今回スライスして使いましたが、細切りにして玉ねぎや人参などと一緒にかき揚げにしてもいいみたいです。

こちらは、絹子の手作り、得意のきんぴら。

材料は一戸さんのごぼう、加瀬さんの人参、奈良のさつま芋。

いい味付け、すごく美味しい♪

奈良の小松菜はラーメンで試食。

かなり味濃いと思います。

濃い分、若干苦みを感じるかも。

奥のはお客様から差し入れでもらったマコモダケ。

初めて食べたけど、美味しいもんですね。

甘みあるし、食感もいい。

さて、ちょうどライムとパクチーが揃っているので、久々にタコス。

今回はひき肉のタコスにしました。

その他、本間さんのミニトマト、はる農園さんの玉ねぎ等。

浜野さんのハバネロペーストは欠かせない。

パクチーってすごく苦手なんです。

でも、タコスにだけは欠かせない野菜なんですよね、なぜか。

メキシコを思い出してビールにもライム。

BGMは陽気なマリアッチ。

かなり本場っぽくなりました。

 

明日、食品展示会行ってきます。

秋の野菜果物とハロウィン

秋の農産物色々。

千葉中込さんの新生姜。

箱を開けるとぷ~んといい香り♪。

甘酢漬けだけかと思いきや、天ぷらも美味しいそうです。

近日やってみます。

お待たせいたしました。

北海道一戸さんのごぼう。

少し前から他の方のごぼうが出ていましたが、あえて一戸さんを待ちました。

美味しさ保証付きなので。

奈良産直さんから南さんのぎんなんが初入荷。

炒ったりレンジでの加熱の他、茹でてのいいそうで、こちらも今度やってみます。

長野高橋さんからシナノスイート。

先日、僕が現地に行って畑でかじらせてもらったのがこれ。

甘くて果汁たっぷりで酸味はありません。

 

さて、東川口ハロウィンイベントの話。

イベントの前日「明日、本気でやっていいですか?」とうっちー。

「いいよ」

「本当にいいんですね。やるなら中途半端は嫌なんで」

「いいよ。よく分からないけど」

当日、うっちー、渾身の衣装。

プーさんも、お子さんたちをお出迎え。

僕は予定通り耳だけ付けました。

うっちーと同じ衣装を着ろと言われれば多少抵抗はあるけど、耳くらい全然OKです。

常連のお客様からは「似合いすぎ」「全然違和感がないんですけど」と好評?

お菓子を配るほうが仮装するって本質と違うじゃんって意見があるのは重々承知ですが、いいんです。

皆が楽しければ、それが一番です。

うっちー、子どもたちにも負けていない気合です。

なお、フレスコが配ったお菓子。

参加者が500人とのことで500袋用意しましたが、全部じゃないけどその多くが健康フーズさんの協賛品です!

営業のダン長谷さんに相談し、人気の山田錦せんべいを快く提供してくれました。

本当に感謝です。

また来年もよろしくお願いします。

 

ようこそ加藤さん

まず入荷情報。

中込さんの新生姜、稲福さんの島バナナ、入荷しました。

 

都内で仕事があったついでに、久々に店に寄ってくれた秋田の加藤さん。

僕とうっちーがプチ仮装しているのは、翌日の東川口のハロウィンイベントのイメージトレーニングです。

(うっちー、翌日は更にパワーアップします)

加藤さんの稲刈りに参加した小野さんと浜野さん。

稲刈りのお礼に天日干しの新米2キロずつを皆さんに持ってきてくれた加藤さん。

さすが、気が効きますね。

閉店直後、加藤さんファンのお客様が偶然ご来店。

毎年、フレスコクイズで優秀な成績を収めている方ですね。

毎度、盛り上がる居酒屋フレスコの面々。

本日のメニュー紹介。

まずもつ煮。

前日から煮込んでおきました。

味付けは加藤さんの味噌使用。

佃さんのワカサギの佃煮と、宮嶋君の紅くるり大根の甘酢漬け。

箸休めに最適です。

絹子のリクエストで芋餅。

本間さんの男爵使用。

じゃが芋感しっかり、ホクホクでモチモチです。

蒸し豚はバラ肉とロースに2種類。

春菊と一緒に。

春菊は宮嶋君のではなく、試食を兼ねて奈良の春菊を使ってみました。

宮嶋君のに比べて柔らかでした。

エビのガーリック炒め。

オリーブオイルで焼いて、塩。

ビール少々、醤油少々がポイント。

貝原さんのレモンで酸味と香り。

ビールが進みます。

閉店間近に来てくれた加藤さんファンのお客様が、わざわざ戻ってきてくれて「皆さんで食べてください」と故郷福島のタレ付きの馬肉を差し入れしてくれました。

はる農園さんの玉ねぎと一緒に炒めました。

「馬肉、柔らかいですね」「玉ねぎ、甘~い」と大好評でした。

香取さんの落花生、そして一番美味しい柿の種。

ポリポリ、美味しい♪

浜野さん差し入れのにごり酒。

飲みやすくて進んじゃいます。

そろそろ閉店にしますか。

最後に記念写真。

疲れていたのか、途中からほぼ寝ていた浜野さんでした。

12時過ぎ、最後まで残った僕らで食後のアイス。

これが最高なんです。

皆さん、お疲れ様でした。

加藤さん、また今度ですね。

僕らは翌日のハロウィンイベントに備えます。

加瀬さんの葉付き人参など

今年は夏から秋への人参の入荷が不安定でした。

毎年やっている農家さんが辞めてしまったり…。

来年は何人かの農家さんに作ってもらえるように頼みます。

土物作りの達人加瀬さんから新物の葉付き人参が入荷です。

新物ならではの香りと、今だけ葉っぱ付きなので、こちらも捨てずに使ってくださいね。

久々に奈良産直さんから大しめじ。

思ったほど大ではなかったけど、香りとか味はすごくいいんですよね。

白石さんから貴重な国産ライム。

お酒とかメキシコ料理とか、そうそうタコスとかに使ってみたいなあ。

お菓子コーナーから久々に昭栄堂さんからバタークッキー2種。

久々というのは、ものすご~く売れる商品なんだけど、それでも夏場は売れなくなっちゃうんですね。

という訳で、夏場はお休みで久々の再開となりました。

チョコレート第一弾はムソーさんの一口チョコ。

来週以降、色んなメーカーの色んなチョコレートが次々と入荷する予定です。

 

入荷情報。

一戸さんのごぼうは来週入荷の予定です。

 

加藤さんの天日干し米と機械乾燥米

加藤さんの新米、天日干しと機械乾燥の比較です。

左が機械乾燥、右が天日干し。

こちら機械乾燥。

こっちは天日干し。

違い、分かりますか?

ちょっと写真だと分かりづらいですが、比較するとちょっと違いました。

加藤さんは「例えるなら機械乾燥は綿、天日干しは絹です」と言いますが、そう言われてみると、そんな気もします。

天日干しのサンプルを入れてくれたので、炊いて試食。

確かに美味しい。

機械乾燥に比べると、風味とか旨味が違う気がする。

とは言え、元々が美味しいお米で、機械乾燥の方も低温で長時間かけて乾燥させているので、十分美味しいです。

食べ比べると違いが分かるかな。

ついでなので、久々にとんかつ作ってみました。

お肉のみスーパー調達。

その他、宮嶋君の春菊、貝原さんのレモン、本間さんのミニトマト、パパヤさんのソース。

とても美味しかったけど、とんかつって結構面倒ですね。

 

入荷情報。

24日(木)加瀬さんの葉付き人参入荷します。

 

宮嶋野菜始まりました

まず、加藤さんの天日干しの新米。

今年もたくさんのご予約ありがとうございました。

とりあえず、ご予約の方のみですが、近日売り場にも並ぶ予定です。

試食も近日。

楽しみです。

久々に宮嶋君の野菜入荷。

本当なら1ヶ月前に大根が始まる予定だったけど、ゲリラ豪雨で一夜にして畑が水没。

その時の大根がほぼ全滅してしまったそうです。

葉物は水菜、ルッコラ、春菊。

ちゃんと試食分を入れてくれるところが宮嶋君らしくて、とてもありがたいです。

まだ気温が高いみたいで、甘いとかではないけど、しっかりした味わいがあって、これからどんどん美味しくなる予感。

期待してます。

 

行ってきました長野(高橋さん編)

もう一人、お会いしたい人はりんご農家の高橋さん。

昨年、お客様に紹介していただいた農家さんです。

一応、前日に電話したんですが、出られたのはお母さんのようで。

「あの、フレスコの星野です」

「はい?どちらの?」

「えっと…埼玉の。あのですね。いつもお世話になっておりまして」

「息子は出かけてていません」

「いつお帰りで?」

「キャンプに行ってるのかな?明日の昼にならないと帰らないと思います」

「そうですか、では明日。その頃、時間が合えばちょっとおじゃまさせていただきます」

とりあえず行ってみるか。

 

朝。

一番の朝風呂。

気持ちいい♪

宿の明るく元気でものすご~くよく話す関西出身のお母さんと、バーテンダーの息子さんが見送りに出てきてくれました。

「また飲みに来てくださいね」

「はい。また飲みに来ます!」

「お待ちしております」

とてもいい宿でした。

お昼まで時間があるので、志賀高原を走ります。

まだ紅葉には早かったけど、少し冷たい空気、天気も良く気持ちよかったです。

山を下りて、道の駅でお蕎麦。

初めて立ち寄った道の駅でしたが、さすが本場、どこもレベルが高いですね。

美味しかったです。

 

さて、高橋さん。

一抹の不安を抱えつつ、自宅に着くとお母さん。

「あの、昨日電話した星野です」

「どちらの?」

「えっと、息子さん、帰られてますか?」

「昨日稲刈りしたから、下で作業してるよ。行ってみるかい?」

「はい、せっかく来たんで行ってみます」

軽トラの近くで作業している人かな?

「こんにちは。高橋さんですよね」

「はい…」

「星野です。フレスコの」

「ああ…、お世話になってます…」

「すみません、急に来ちゃって」

びっくりするのは無理もないです。

お母さん、何も伝えてなかったみたいだし。

で、昨夜はキャンプじゃなくて何かの役員の打ち上げだったようです。

「畑、案内します」

「よろしくお願いします」

「今年は病気が多くて。りんごの数も少ないです」

「その病気って農薬使えば避けられるものなんですか?」

「いえ。農薬使っている農家でも出ているみたいです」

「原因はなんなんでしょうか」

「なんでしょうね。よく分からないんです」

「葉っぱを一枚一枚取って陽を当ててやるんです」

「大変な作業ですね」

「食べてみてください」

「あっ、美味しい♪」

「シナノスイートなんで酸味がないですね」

急に来たってのもあるけど、最初は少したどたどしい感じのやり取りでしたが、だんだん打ち解けた感じでした。

特に「バイクで来たんですね。自分も昔は乗ってて」なんて話から気があった感じ。

「何乗ってたんです?」

「昔のハーレーですね。もうずっと乗ってないけど、直してまた乗りたいな」

「いつかハーレーで店に来てくださいよ」

「行けたらいいなあ」

共通の趣味、いいですね、バイク。

高橋さん、りんご農家の3代目で、4児の父だそうです。

ちなみに僕より4歳年下。

「同じ世代ですね」

「ですね」

聞くと色々と大変なことも多かったみたいですが、とにかく会えてよかったです。

「りんご持っていってください」

「嬉しい。ありがとうざいます」

「足ります?」

「全然、そんなにいいですって」

秋映、たくさんもらっちゃいました。

高橋さん、ありがとうございました。

 

さて、帰るには少し時間が早いけど、改めて誰かに会いに行くには時間がない。

通り道だと…、そうか、丸山さんか。

「もしもし、今日いる?」

「こっち来てんの?今日はちょっと忙しくて」

「了解、また次回に。ところでりんごどうです?」

「全然ダメだね。虫の被害がすごいし、暑くてりんごが全然色づかないし。10月なのに真夏みたいだよ」

それでも秋映は出荷できるそうなので注文しておきました。

秋映、秋映…。

高橋さんと丸山さんの秋映、味はどうかな?

 

りんご情報。

本日、丸山さんの秋映入荷。

18日(金)森山さんのトキとジョナゴールド入荷します。

 

行ってきました長野(清水さん編)

久々の長野。

特に中野より北は今年初です。

今回、いつもの生産者さんではなく、お会いしたいと思っていた方を訪れました。

昨年秋の展示会で出会った無農薬で蕎麦やお米を作っている長野飯山の清水さん。

店舗は持っていませんが、週末を中心に貸店舗でお蕎麦を提供しているそうです。

「こんにちは、お久しぶりです。一年ぶりですね」

「遠いところわざわざ来ていただいて」

「バイクでツーリングついでに。とりあえず、お腹すいたんでお蕎麦食べようかな」

「どうぞ。好きなの選んでください」

お蕎麦天ぷらセットを注文しましたが、なんかサービスしてくれた感じ。

お蕎麦も美味しかったし、つゆがまた美味しいんですよね。

おにぎりや揚げたての天ぷらやお漬物とか、心のこもったお料理って感じでホッとします。

昨年の展示会ではフレスコでお蕎麦の取り扱いを希望されていましたが、諸々の事情でお断りした経緯があります。

それにも関わらず、夏は自分たちで育てたお野菜を送ってくれたり。

素敵な方です。

清水さんご夫婦は10年前に東京から移住され農業を始めたそうです。

「飯山は本当にいいところなんです。飯山を楽しんでいってください」

「はい。ありがとうございます」

お米、お土産にもらっちゃいました。

本当にありがとうございました。

ところで、新蕎麦収穫の季節。

帰り際「蕎麦畑見たいんですけど。場所、教えてもらえれば」

「えーっとですね…」

何でも離れたところに2か所あるらしく、なんとなく教えたもらった通りに行ってみました。

確か赤い橋を渡って、なんとかの家だっけ?

そこを目標にして、過ぎたら右で…。

でも完全に迷いました。

分かれ道だらけで、畑は色々あるけど、どこにいるのかも分からず…。

仕方ないので、もう1か所の畑に。

確か、国道を上って行って左に鉄塔があってそこを右に曲がって…。

ここですね。

今度は大丈夫でした。

見た目には花が咲いた時期がいいんでしょうけど、これはこれで意味がある。

この黒いつぶつぶが蕎麦の実なんですね。

明日から刈り取りだそうですが、刈り取った後に脱穀して、乾燥させて挽いて粉にしたのが蕎麦粉です。

清水さんの場合、蕎麦の実を天然の雪の室にしばらく寝かせ、甘みを引き出してから使用するこだわり。

手間と愛情ですね。

それにしても素敵な場所。

清水さんが惚れるのも分かる気がします。

夜はキャンプの予定を変更して野沢温泉の民宿。

野沢温泉に来るのは十数年ぶりかな?

もちろん、外湯めぐり。

熱いけどいいお湯です。

夜はお洒落なバーで。

なんて、僕がそんな所に行くはずもなく。

外で軽く食事を済ませ、その後は民宿の地下にある宿泊者限定のバー。

数百種類のお酒が並べられています。

それを格安で提供してくれる場所。

ウイスキーから日本酒から、ありとあらゆるアルコールが揃っています。

いい音響でジャズが流れる素敵な時間。

ここを担当するのは宿の息子さんで、元バーテンダー。

さすがお酒に詳しいし、お話も心地よい。

「いい時に来ていただいて。この一枚板のテーブルは先日入れたばかりなんです」

「すごいですね。これは高いでしょ」

「車一台買えるくらいです。父や奥さんとも相談して」

飲んだのは、ウイスキーじゃなくて、焼酎、泡盛、日本酒等々。

それぞれが数十種類も取り揃えています。

貴重なお酒も紹介してくれました。

途中でお父さんも参加してくれて、短い時間だったけど、人生の先輩、奥深い話ができました。

おつまみは柿の種を注文しましたが、銀座のどこかに行けばきっとすごい値段でしょ。

ここでは70円でした。

お酒色々楽しんで、千円ちょっとでした。

安っ!

 

続く