味噌作りと新商品試食

今週も定休日の火曜日が雨だったので、店で味噌作り。

もう何年もやっているので、だいぶ慣れてきました。

最初のポイントは大豆を水に浸ける時間。

よく一晩って言うけど、具体的に何時間?

夜水を入れて、翌日の午前中だと短いと思います。

僕の場合15時間くらいかな。

しっかり水を吸うと、煮る時間が短くて済みます。

沸騰するまで強火で、その後は超弱火でコトコト、約1時間半。

カセットコンロのボンベ、1本使いません。

大豆の潰すのは、瓶の底がちょうどいい。

大豆がちゃんと柔らかくなっているので、潰す作業は10分位。

大豆が固いとここで苦労するんですよね。

ちなみに、大豆1kgです。

混ぜておいた乾燥麹と塩、潰した大豆と混ぜ、茹で汁と足しながら混ぜます。

ここも約10分かな。

よく「生麹の方がいいですか?」と聞かれるけど、僕は生麹を使ったことがないので分かりません。

でも、毎年乾燥麹で作っても、すごく美味しい味噌が出来ているので、乾燥でも全く問題ないです。

あとは樽に入れていきます。

最後に表面に塩。

慣れてきたせいか、今年はやけにスムーズに進み、大豆を潰す作業から30分くらいで終わりました。

 

さて、新商品が色々入ってきているので、色々試さないとです。

沖縄の有機香辛料。

今日使うのはガーリック塩と島こしょう。

島こしょう、知っている胡椒とはちょっと違う。

辛いんだけど、独特の風味。

袋にも書いてあるけど、ちょっとシナモンみたい?

鶏肉にまぶして焼きます。

奈良からのお野菜たちも試食。

おおしめじ、こちらはシンプルに塩だけで焼いてみます。

石崎さんのミニトマトを添えて、完成。

肉、美味っ!

香辛料、いいですね。

風味がとてもいいです。

最初だったので、やや少なめに使ったけど、もう少し強くてもよかったかな。

その辺は加減して調整すればいいでしょう。

おおしめじ、これね、ただ者じゃないですよ。

美味しい、と言うか、すごい旨味。

しめじの香りもいいし、ちょっとびっくり。

来週以降になりますが、数を増やして注文します。

ついでなので奈良野菜をもう少し試食。

高菜となめこ。

この2品、どうするか…。

炒めてしまいましょう。

軽く塩と、数滴醤油だけ。

高菜、すごく味が濃いです。

生だと結構辛味を感じたけど、炒めると全然大丈夫。

すごく美味しい。

なめこも締まった食感で旨味ありの、甘みも感じる?

いい機会なので沖縄の七味唐辛子をかけてみよう。

これ、結構辛いです。

辛いけど風味抜群です。

これだけパンチのある七味でも、ちゃんと高菜となめこの味がする。

まあ、こうなると完全に酒のつまみですね。

よかった休みの日で。

その他の、葉物類はとりあえず生でかじってみましたが、かなり優秀だと思います。

ほうれん草、ものすごく甘い訳じゃないけど、味わい深く美味しい。

小松菜、みずみずしいですねえ。

菜花、何の種類の菜の花か不明ですが、すごく甘みがあります。

まだ全部は食べてないけど、今のところ期待以上でした。

翌週の分を水曜日に発注しなければいけないので、その時間差がちょっとネックかな。

でも、どれも美味しい野菜でよかったです。

 

入荷情報。

6日(水)香取さんの剥き塩落花生の新物入荷します。

8日(金)白石さんのブラッドオレンジ入荷します。

沖縄のわしたポークは11日(月)入荷予定です。

 

龍馬ジビエは土曜日です

この前の展示会で、かなりいい商品と出会ったんですが、今回はどこのメーカーさんとも交渉がやけにスロー。

早くご紹介したい商品が色々あるんですけど、忙しいのかな?

その中でも第一弾はこちら。

鰹の藁焼きでお世話になっている高知ハマヤさんの新商品。

龍馬ジビエ。

猪の藁焼きです。

会場で試食させてもらった時「あっ、美味しい♪」と心の中では即採用の気持ち。

聞くと、かなり試行錯誤して作られた商品だとか。

その場でサンプルを頂き店でも試食。

ジビエが苦手な絹子は「これ、美味しい!」とパクパク食べていたし、同じくジビエが苦手なうっちーも「藁焼きが効いていますね」とまんざらでもなさそうな感想。

程よく脂身が付き、それでいてさっぱり、そして柔らかい。

決めてはやはり藁の風味。

その後、塩ラーメンにもトッピング。

うん、間違いなく美味しい。

一緒にトッピングしたのは、展示会で出会った沖縄のあおさ。

ただのあおさではなくて、世界初の有機あおさ。

その他、世界初の有機もずくや沖縄の香辛料等々も交渉がまとまり、近日入荷の予定。

こちらはまた改めてご紹介します。

なお、龍馬ジビエの入荷は3月2日(土)入荷予定です。

冷凍コーナーです。

 

春の商品続々

寒の戻り。

寒いですね。

でも春っぽい商品が続々入荷。

末永さんから春告げわかめ。

今だけの限定品です。

末永さん、先日の展示会でもご挨拶できてよかったです。

たんばやさんから桜カステラ。

こちらも季節限定。

海の精さんから桜の塩。

昨年、初めて扱って大好評だった春限定のの塩。

海の精さんは、ほとんど問屋さん経由ですが、この時だけは直接仕入させてもらっています。

先日の展示会の時にお会いして注文させてもらいました。

すごく面白い商品だと思います。

是非一度お試し頂きたいですね。

一緒に注文したのは、うましお。

あまり扱っている問屋さんがなくて、普段は扱えない商品です。

僕は個人的によく使っていて、旨味がプラスされるので、鳥を焼く時とか最高なんです。

かなり使えます。

こちらも、そんな事情で限定品です。

展示会で出会ったメーカーさんから色々とサンプルが送られてきていますが、今日はこれ。

いつもお世話になっているパパヤさんからボロネーゼソース。

パスタに合わせるだけで、本格的なボロネーゼパスタ。

今日は島茄子とサバのオリーブオイル漬けを使ってみました。

すごく美味しい!

サバも合うし、島茄子は柔らかくてOKですね。

ソースの味はいいんだけど、あとは量かな。

1リットルは業務用?

ちょっと多いかな。

扱うかどうか、スタッフと相談中。

ちなみに僕はこれが欠かせません。

浜野さんのハバネロペースト。

辛いだけじゃなくて、ちゃんと旨味と風味。

 

昨日は休みだったけど、店に来て仕事…。

主に確定申告。(まだ途中だけど、今年はインボイスのせいですごく大変みたいで、ホント腹立たしい)

その後、ちょっといっぱい。

スーパーで買ってきた豚たんにサンプルでもらった貝原さんのレモンをキュッと。

キリッとした酸味でいいですね。

展示会で配っていた舞妓はんひーひーという唐辛子。

ビールがすすみます。

レモン缶酎ハイにも貝原さんのレモン。

一気に生レモンサワーです。

さらに貝原さんのみかんジュースを足してみました。

トロピカルですね~。

濃厚なみかんジュースだからこその美味しさです。

 

展示会で出会った商品は、少しずつ紹介していきます。

 

初の媛小春

フレスコ初の入荷は愛媛の大堀さんから媛小春。

見た目は小さめのはるかみたい。

媛小春が超レアな理由は、新しい品種ということもあるけど、あとは黄色くて酸っぱい印象があり、生産者も「売れないんじゃん?」って部分もあるみたい。

新田さんが「本当に美味しいので是非食べてほしいです!」と言うのも納得。

確かにこれ、美味いです。

濃厚な甘さとは違う、甘いんだけど後味さっぱりの味わい、適度に酸味もあり爽やかな風味も感じられる。

上手く表現できませんが、超限定なので一度は食べてみてほしいです。

最初包丁で切ってみましたが、みかんみたいに普通に手で剥けます。

食べ方は完全にみかんです。

生産者の大堀さんの写真、新田さんに送ってもらいました。

この方一人で作られているそうです。

他にもアボカドも栽培されているとか。

前から新田さんにも提案されていますが、ちょっとお値段がなあ…、で躊躇しているところ。

機会があれば、かな。

 

ついでに、先日の飲み会で小野さんが持ってきてくれたヤンニョム。

せっかくなので、大根キムチを作ってみることにしました。

今日は向後さんの大根使用。

サイコロ状に切って塩をまぶしてしばらく置くと水分が出てきます

元々みずみずしい大根なので、しっかりと水分を出して、その後水気をしっかり拭き取ります。

ヤンニョムと合わせてとりあえず完成。

このまま数日。

楽しみです。

 

ようこそ加藤さん、のメニュー

まず入荷情報です。

31日(水)愛媛大堀さんの媛小春入荷します。

新田さん曰く、すごく美味しくて幻の柑橘とか。

 

さて、加藤さんが来店された日のメニュー紹介。

おせちの残り。

年末に向けての試食も兼ねて。

前日から煮込んでおいたもつ煮。

肉のみスーパーで購入。

具材は、斉藤さんの紅人参、一戸さんの北のごぼう、向後さんの潮風大根、加瀬さんの長ねぎ、サンさんのこんにゃく。

うん、野菜が素晴らしく美味い!

味噌は加藤さんと絹子のブレンドで非常にいい味わい。

浜野さんのハバネロペーストは辛いだけでなく風味もアップ。

浜野さん自ら栽培と製造、ちゃんと熟成させているから旨い。

ハバネロペースト、今年の新物入荷しています。

これも前日から煮込んでおいた煮豚。

好みで辛味噌を付けて。

絹子渾身のきんぴら。

斉藤さんの紅人参、一戸さんの北のごぼう、加瀬さんのさつま芋紅はるか、杉浦さんのブロッコリーの芯。

味付けは大徳さんの醤油と味の母、隠し味に自家製の唐辛子酢だそうです。

素材の良さと絶妙な味付け。

ガーリック海老。

うっちーが殻をむいてくれた海老。

生産者は不明ですが残っていたにんにく使用。

佐藤さんのレモンを添えて。

小野さん持参のいぶりがっこ。

日本酒にピッタリ。

ぶりの照焼。

皆さん、お腹に余裕があるのか、瞬間的になくなりました。

小野さん手作りのヤンニョム。

塩辛から手作りしたとか。

相変わらず、まめですね~。

ロルティーニ。

チーズと生ハムの旨味と風味が最高です。

大好評でこちらもあっという間に終了。

こちらまだ店で販売しています。

デザートです。

左は絹子手作り、サンプルでもらった貝原さんの紅八朔の皮を使ったピールに、プレスのビターチョコをコーティングした八朔チョコピール。

最高美味しいですね。

いちごは浜野さんの差し入れ。

知り合いが作っているいちごだとか。

美味しいいちご、ごちそうさまでした。

 

そうそう、あの後浜野さん宅にお邪魔した加藤さんとよっしーさん。

加藤さんはそのままお泊りで、近所のよっしーさんが帰宅したのは4時だったとか。

お疲れ様でした。

在庫処分の本は

まずは作ってみました。

山口さんのキャベツがすごく美味しいので作ってみたお好み焼き。

キャベツたっぷりで美味しい♪

パパヤさんのソースも美味しい♪

でも青のりの風味が全然しないなあと思ったら、賞味期限が1年前でした。

さすがに香りしないです。

翌日はラーメン。

スープの隠し味に、お客様にもらった手作りの生醤油、カネサさんの削り節。

トッピングはサンプルでもらった煮玉子、賞味期限が近かったメンマ、町内会のおじさんがくれたワカメ。

プラスの隠し味で、スープが数段美味しくなりました。

 

個人的に本の宣伝、と言うか、在庫処分のお知らせ。

僕がフリーライター(自称)だった頃に出版した旅の本。

先日、物置の整理をしていたら、売れ残りが段ボールに4箱ほどあるのを発見。

邪魔だし、取っておいてもしょうがないので、フレスコで在庫処分させていただくことにしました。

北米と中米をバイクで旅した時の内容ですが、まあ今読み返すと文章が幼稚でちょっと恥ずかしいです。

でも、中米編で美味しい野菜との出会いが書いてあったりして、それが今の原点なんだなあって思ったり。

あの時、まさか自分で店をやるなんて思ってもいなかったですけどね。

そんな本ですが、在庫処分にご協力いただけると助かります。

なお、本の売上の100%を能登半島地震の義援金に使おうと思っています。

だいだいとレモンが入荷です

七草粥、召し上がりましたか?

ありがたい七草も7日が過ぎたらただの草ですが、一応残った七草セットも大幅値引きして売り場に出しておいたら「昨日食べられなかったので」とかなりのお客様が購入されていかれました。

さすがに残ったら捨ててしまうしかないので、ありがたいです。

「苦いからヤダ」とか「おかゆ嫌い」という方も少なくないですが、まあ美味しいから食べるもんじゃないですからね。

一年に一度の日本人の伝統食です。

佐藤さんからはだいだいが入荷。

これは食べるより搾って使う柑橘。

焼き魚とか焼酎とか、醤油と合わせてポン酢も美味しいですよ。

こちらも佐藤さんからレモン。

品種は酸味がマイルドなマイヤーから酸味しっかりのリスボンに変わりました。

 

入荷情報

近日、高橋さんのサンふじ入荷します。

 

ソルト後藤さんよりプレゼント

この前の火曜日。

今年最後の定休日。

ツーリングに行こうか、近場でキャンプでもしようか、当日まで迷っていました。

が、年末の発注があれもこれも…。

頭の中がそっちでいっぱいになっていて、やめました。

せめてキャンプ気分だけでも味わおうと、店の外で餃子。

もちろん、一番人気のアルファーさんの餃子使用。

これ、美味しいんですよね。

いい感じ♪

ついでにイカも焼きます。

スーパーに行ったら、北海道限定のサッポロクラシックを発見!

超久しぶり!

今年は北海道ツーリングを夢見ていたけど、叶いませんでした。

また来年の目標としましょう。

越智さんのみかんがいつまであるか分からないので、年末を含め次のみかん探しのために寺尾さんのみかんを注文してみました。

うーん…、悪くないけど「美味しいです!」とはまでは言えないかな。

越智さんの方が酸味はあるけど味が濃い。

と言うことで、実は仕入れが越智さんより3割ほど高いんですが、お値段同じに合わせることにしました。

うちとしては、ちゃんと「美味しいです!」と言えるもので儲けたいかな。

みかんがダメなら…、と言う訳ではないけど、白石さんのはれひめも注文。

これは美味い!

みかんとオレンジのかけ合わせで、いいとこ取り。

糖度高く程よい酸味で香りよし、皮が薄く食べやすい。

好みじゃなくて、誰が食べても美味しい柑橘です。

 

さて、今年もソルト後藤さんからカレンダーが送られてきました。

後藤さん、ありがとう!

もちろん無料です。

毎年人気のためになるカレンダー。

数量限定ですがご自由にどうぞ。

 

野菜たっぷりシチューと長ねぎで蕎麦

フレスコの野菜でシチュー。

斉藤さんの菊芋とかぶ、宇野さんの人参、藤田さんの玉ねぎ。

東毛さんの牛乳とサンプルでもらったコンソメ、塩で味を整え、仕上げに東毛さんのバター。

つぶつぶデンプン(片栗粉)でとろみ付け。

斉藤さんのかぶは柔らかいので、後から入れないと煮崩れしてしまいます。

東毛さんの牛乳感たっぷり、バターの風味、野菜の旨味が滲み出たスープが美味い♪

もちろんお野菜たちが美味しい♪

全部が主役だけど、菊芋がポイント。

中はホクホクです。

クセがないから何にでも合います。

個人的に生ならぬか漬けか味噌漬け、加熱ならシチューやカレー、味噌汁や天ぷらがお勧めです。

加瀬さんから長ねぎ初入荷。

太いのから細いのまで混ざっています。

でも、ちゃんと白い部分が長くてよかった。

この業界の長ねぎって、白い部分がやけに短いのが多くて、そういうのを平気で出荷する農家さんが多かったりします。

以前の加瀬さんもそうで「青い部分もうまいだよ」と取り合ってくれないこともあったっけ。

まあ、そうかも知れないけど、青ねぎを好む関西人じゃないから。

長ねぎは栽培期間が長いし、土を掘って上げていく作業がものすごく大変なんです。

だから、ねぎ専門農家じゃないと忙しくてそれができない。

今回は白い部分が長いし、ちゃんと剥いてくれているし、本当によかったです。

蕎麦に乗せて食べてみました。

味もOK。

ねぎ、美味しいです。

年末は加瀬さんの長ねぎでいこうと思います。

里芋は岡澤さんからいい里芋が入ってきました。

年末の里芋はこれでいきます。

年末分の発注もかなり忙しくなってきました。

品質、味、価格等を含め、誰の野菜や果物を扱うか、ものすごく悩み中です。

 

チンゲン菜で味噌ラーメン

斉藤さんのチンゲン菜。

畑でパリパリと味見はしたけど、ちゃんと料理はしていなかったので、今日はラーメンの具材で使ってみることにしました。

バラして洗います。

茹でます。

トッピングの用意はこんな感じ。

前に作って冷凍してあったチャーシューととうもろこし、宮嶋くんの最後のねぎ、東毛さんのバター、加藤さんの味噌、そして茹でておいたチンゲン菜。

作り方は普通です。

見た目も素晴らしく美味しそうになりましたが、味も最高です。

チンゲン菜、出始めなので柔らかいし、風味もある。

美味しいですね。

もちろん、炒め物でも良さそうです。