ようこそ前川さんと畑の手伝い

3月に初めて店に来てくれた新生わたらい茶の営業前川さん。

「次は夜来てくださいね」

「そうなんですか?」

 

朝、電話があり「今日行ってもいいですか?」

急だけど「いいですよ」

急だったので誰も呼べずに僕と2人。

なので、普段は用意するテーブルは省き、超簡易的に。

作業場でキャンプのチェアと段ボール。

でも僕ら現役のバイク乗り。

全然OK。

おつまみもすぐできるもので用意。

椿き家さんの木綿豆腐で冷奴。

飯田さんのニンニクの芽と内山さんの新玉ねぎの炒め物。

サカタさんの野菜つくねは温めるだけでOK。

さすが茶師だけあって味覚とか嗅覚が優れていますね。

向井さんの一味唐辛子をかけたら「すごいいい香りですね!ふわ~って香ってきました」

普通、辛いとか辛くないとかの感想だけど、香りをまず感じるってさすがです。

作っておいてよかった、ニシンの山椒漬け。

「なんですかこれ!めちゃくちゃ美味いです!」

これ、昨年の夏に北海道積丹半島の本間さんを訪れた時にお土産にもらった氷下魚。

「味、濃いですね。初めて食べました。美味しい!」

ニシンも氷下魚もパクパク食べていました。

 

いやいや、楽しかったな~。

お茶の話はあまりしなかったけど、でも業界や仕事の話題とか、それよりバイクや旅の話で盛り上がりました。

 

彼のいいところ。

前回来店された時、うちで売っているお茶を購入され、今回感想を聞かせてもらいました。

普通、お茶屋さんにしても、農家さんにしても、食品のメーカーさんや問屋さんって、他の生産者のものってあまり試したりしないんです。

でも「香りが良くて美味しかったですよ」と味をしっかり評価してくれた。

本当にたまにこういう人いるけど、信頼に値する人だと思います。

写真は苦手と言ってたけど、この笑顔。

「色んな生産者さんがここに飲みに来るのが分かりました」と前川さん。

また楽しい飲み仲間?ができて僕も嬉しい。

前川さん、また次回楽しみにしています。

「出来立てです!」と持ってきてくれた新茶。

明日にでも飲んでみます。

茶師の前川さんが自信を持ってお勧めする新茶。

ただいま、予約受付中です。

 

さて、今日は斉藤さんの畑にいかない日なんですが「少し畑手伝ってくれるか。足が痛くてな」と言うので「分かりました」とシフトを変更して行ってきました。

斉藤さんが刈った雑草を一輪車の乗せて移動する仕事。

草は畑の間に広げていきます。

これが肥料になるみたい。

土がふかふかなので、一輪車を押すのが大変で、何往復もしていい汗かきました。

助っ人で参加してくれた絹子。

僕が草の移動をしている間、絹子は畑を耕すことに。

斉藤さんは休憩しながら温かく絹子を見守ります。

ただ耕すだけでなく、生えている雑草を根から引き抜く作業。

根が深く、これが一苦労。

他の畑も雑草に覆われつくされていて、無農薬って虫や病気はもちろん、雑草との戦いを実感。

ホント大変です。

時間がなくて、とても全部はできなかったけど、少しは役に立ったでしょうか。