ちょっとタイ風七草粥

入荷情報。

8日(水)白石さんの柑橘、はれひめとみはやの2種類入荷します。

稲福さんの島バナナ入荷します。

近日、香取さんの越冬じゃが芋入荷します。

 

七草粥、苦くて決して美味しいものだとは思わない。

だけど今、特に家族で食べてほしいなあと感じるのは、日本が誇る伝統の食だから。

特にお子さんに。

それが食を通じた教育、食育。

子どもが好きじゃない?

そりゃそうでしょ。

七草粥が好きなんて子どもなんているはずないし、普段好きなものばかり食べてるんだから、いいんですよ、一年に一度くらい。

意味は分からなくても、子供の頃苦いおかゆ食べさせられたなあって記憶があっても。

 

個人的な思い出ですが、若い頃、タイを旅した途中、確かチェンライだったかな、高熱を出して数日寝込んでいました。

その時、宿の近くの屋台で買って食べたおかゆがものすごく美味しくて、おかげで元気になりました。

日本の伝統食と言いながら、今日はあえてその時の記憶をたどって七草粥をタイ風アレンジしてみましょう。

大事なのはまずスープ。

僕の記憶が正しければ、おそらく鶏のダシだった気がする。

鶏がらスープの素を使い、味付けはナンプラーで間違いないと思う。

(ナンプラーだけ店にないのでスーパーで購入)

肉団子が入っていた気がするので、サカタさんの鶏だんごを使います。

汁の味見、うーん、いい味。

生姜の千切りがたっぷり入っていたので、同じくたっぷり。

そしてご飯を入れて少し煮ます。

そして七草。

6日は雨でしたが、多くのお客様が七草セットをお買い求めいただき、本当にありがたかったです。

七草投入。

最後に生玉子がポイントだった記憶も再現。

現地では玉子は容器の下の方にあり、食べ進めるとやや半熟くらいの固さのが出てきて、それがまた良かったです。

すごく美味しい!

完璧とは言えないけど、かなり再現できていると思います。

もしかしたらタイではパクチーがトッピングされていたかもしれないけど、その代わりが七草。

これが意外にも合いまして、ほろ苦い味わいがすごくいい。

生姜も欠かせないし、生玉子もあった方が絶対いい。

鶏だんごも美味しいですね。

これも絶対あった方がいい。

和風だしの雑炊風でもいいし、七草粥って嫌いってお子さんでもこれなら美味しく食べれると思いますよ。

ちょっと邪道かもですが、食べないより食べた方がいいです。

 

今年は残念ながら7日が定休日の火曜日でした。

七草セットまだ少し残っているので、8日(水)のみ売り切り100円で販売します。

七草も7日過ぎたらただの草。

僕らでも食べ切れないので、よかったらどうぞ。