月別アーカイブ: 2024年7月

スーパーカブで行く北海道2(豪華過ぎの食事編)

本間さんの家から町に下って10分。

海沿いのキャンプ場にテントを張ります。

無料。

正式にはキャンプ場ではないようですが、地元の人たちがキャンプしています。

少し遅れて本間さん到着。

「なんか、色々持ってきたんじゃない?」

「そんなことないです」

「そんなことあるような気がするけど。まあ、今日はお任せするよ」

「まずは飲みましょう」

「クラッシック!飲みたかったんだ!北海道来たらこれに限るね。では乾杯!」

「乾杯!改めましてようこそ!」

「美味い!」

「ですね!」

最初に出してくれたのは、義理のお母さんが育てたきゅうりの漬物と、漁師の知り合いが海で釣ってきたマス。

「きゅうり、美味っ!いい味だね。マスも最高!脂に旨味がある」

「まだあるので、足りなかったら言ってください」

「なんか、色々出てきそうだけど」

「大したことないです」

知り合いの漁師さんからつぶ貝とホッケ。

そして鶏の手羽。

「この鶏、さっき見てもらった鶏です」

「え~!あの鶏!めちゃくちゃ美味い!噛めば噛むほど旨味が出る」

「ですよね。これ食べたらスーパーのブロイラーなんて食べられないです」

「ところで、鶏って誰が捌くの?」

「自分も出来ますけど、奥さんが普通にやります」

「すごいね」

しかも、固すぎないように一度圧力鍋で煮てから持ってきてくれました。

それからホッケも、すごい脂が乗っていて美味しかった~。

漁師さんが捕れすぎた時に、ニワトリの餌用に持ってきてくれるそうです。

「一応、餌用でもらっているんですけど、普通に食べられるので自分で干物作って冷凍しておきます」

「それはもったいない。こんなに美味いのに」

「漁師さんも売れなくて困ってるんで」

「これ、うちの店で売るよ。絶対売れるって」

「それは助かると思います。漁師さんに言っておきますよ」

それと、ニワトリの餌はホッケや本間さんの南瓜等を混ぜて「あいつら結構いいもの食ってるんですよ」だとか。

そしてこれ。

本場積丹、最高のウニ!

「まじで!いいの?本当に?これ、めちゃくちゃ高いでしょ」

「うーん、今日はそうでもなかったです」

ウニの値段はその日の相場で決まるようですが、特に今年は大不漁らしく、かなり高いようです。

現地でウニ丼を店で食べたら8000円なんて話も。

「美味っ!甘みあるね~!」

「全部食べてください」

「本当にいいの?嬉しい♪」

たっぷり入っていて、なんか一生分食べた気がしました。

「地酒いきましょうか」

「おっ、いいねえ。辛口大好き」

このお酒、かなり美味しかったです。

「そうだ。ご飯食べます?一応炊いてきたので」

「ご飯まで炊いてきたの?」

どこまでも気が利く男です。

でも、すでに満腹でご飯は無理でした。

「アヒージョ作ります。俺が作ったにんにく、それとじゃが芋も入れます」

「まだ作るの?でも、かなりマメだよね。よく言われない?」

「うーん…、たまに言われます」

「料理、好きだよね」

「まあ、好きですね」

聞くと、料理を学びたくて、東京の居酒屋で何年か働いていたことがあるとか。

「うちの食事は奥さんじゃなくて、毎日俺が作ります」

「そうなんだ。手際がプロみたいだよ」

急に冷えてきました。

「冷えてきたので、温かいもので。俺が作った白菜。それと豚肉を挟んで」

「すごいね。って言うか、もうお腹いっぱいだよ。こんなに食べられないって」

「全然、気にしないでください。残ったのは明日うちで食べるので。

実際、大量の食材を用意してくれて、5人分はありそうで、多くはお持ち帰り。

申し訳ないやら、ありがたいやら。

「焼酎、お湯割りでいいですか?ロック用に氷もありますけど」

「寒くなってきたら、温かいのがいいかな。って言うか、また一升瓶?飲めないでしょ、こんなに」

「明日、持っていきますか?」

「持っていきたい!けど、持っていけない…」

「ですよね」

コンロを出してやかんでお湯を沸かし、それを保温のポットに入れてって、やっぱりマメ。

ちなみに、料理を作っている間、本間さんはほとんど食べていない。

本当に料理人みたい。

「なんか俺、何にもしないで食べてるだけで」

「大丈夫です。その代わり、俺がフレスコさんに行った時は、何もしませんので」

「任せておいて!」

なんと、海で海水を汲んできて塩まで自分で作ってるとか。

「調味料は一通り自分で作ってみたくて」

「素材もいいよね。子供たちも喜ぶでしょ」

「子供たちには正しい食事させてあげたいんで」

「いいお父さんだ」

 

「いや~、本当にごちそうさまでした。全てが美味かった!」

「喜んでもらえてよかったです」

北海道の食材、本間さんの料理、最高でした!

「今日は本当にありがとう。今後ともフレスコの将来のためによろしく」

「こちらこそ、本間家のためによろしくお願いします」

最後にツーショット、そして固い握手も。

「じゃあ、寝ようか。って言うか、ここ片付けないと。これ、大変だぞ」

「大丈夫です。全部やるので、先に寝て下さい」

今日は早起きして、飛行機乗って、遅いカブで200km走って、ちょっと疲れていたせいもあり、お言葉に甘えてすぐに寝てしまいました。

本間さん、ありがとう。

続く

 

畑でカルマグを試す

収穫、マジでキツイです。

間違いなく暑いだろうと、いつもより1時間早く行きましたが、それでも暑い。

滝のような汗。

止まらない汗。

全身が汗でぐっしょり。

2時間ほどの収穫で3リットルくらい汗かいた気がする。

(んなわけないけど)

「やばい、危険かも」とこまめに休憩する絹子。

先週から試している、海の精のカルマグ1000いのちのもと。

これ、いいかも。

ただ水を飲むより体に吸収されている感じがあって、いくらか体が楽に感じます。

美味しいかと言われると美味しいものではないけど、不味くはないかな。

基本的に塩水なので。

「この暑さじゃ仕事にならないよな」と言いつつ猛暑の中黙々とモロヘイヤを収穫する斉藤さん。

お隣の農家さんが「あのじいさんすごいよな」と感心していました。

全国の農家さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけて。

本日の収穫。

茄子、ピーマン、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ、赤じそです。

 

スーパーカブで行く北海道1(本間さん訪問編)

数年前から行けるかなあ…と考えていた北海道ツーリング。

今年の四国ツーリングで、格安飛行機+レンタルバイクは使えると感じ、今回もそのパターンを選択。

なんとか4日間の休みが調整できて、その中で楽しめればいいかなと。

格安の飛行機で新千歳空港へ。

空港近くのレンタルバイク屋にキャンプ道具を送らせてもらい、準備万端。

借りるのはホンダスーパーカブ110cc。

本当は四国で使ったハンターカブ125ccがよかったけど、これしか残っていませんでした。

中型以上の排気量は値段が倍になってしまうので、今回はこれで行きましょう。

初日、農家の本間さんを訪れるために積丹半島へ。

途中、北海道らしく牛さんにも遭遇。

快晴ではないけど、羊蹄山に続くじゃが芋畑。

いい景色があるとすぐに止まれるのが小排気量のいいところ。

でも、しばらく走って感じたのは、このバイク遅い…。

もちろんカブに過度なスピードは求めていないけど、上が伸びない。

登り坂ではどんどんスピードが落ちるし、アクセル全開でも車にはガンガン抜かれる。

割りとストレスなく走れた前回の125ccと今回の110ccの差は思ったより大きい。

スーパーカブ、やはりビジネス用の町乗りに適したバイクみたい。

朝、飛行機の時間が早かったので4時半起き。

ほとんど食べていなかったので空腹。

北海道で最初に食べたのは味噌ラーメン。

昔ながらの味噌ラーメンって感じで美味しかったです。

積丹半島。

海がきれい。

本間さん宅着。

出迎えてくれたのは元気いっぱい2人のお子さん。

「おじさんと一緒に写真撮ろうか」

8歳と6歳だったっけ。

大自然の中で伸び伸び育った子どもたち。

「遠くからありがとうございます。すいません、子供たちうるさくて」

「いやいや、元気が一番だよ」

「畑、行きましょうか」

「よろしく」

「車、汚くてすみません」

「いや、全然きれいな方だよ」

「実は掃除したんです」

「そんな、しなくたっていいのに」

「いえ、お客さん乗せるのに」

「どう?今年のミニトマトの出来は」

「出来自体はいいと思います。ただ、一週間くらい遅れてるかな。ずっと天気が悪くて」

「そうなんだ」

出荷はお盆前後くらいを予定しています。

今年も最高に美味しいミニトマト、期待大!です。

「土質は?水はけ良さそうな感じするけど」

「そう見えて、実は粘土質なんです。雨が降ると結構固くなって大変なんです」

「畑はみんな電気柵で囲っています。とにかく獣の被害が半端なくて」

「どんなのがいるの?」

「まず鹿。これは電気柵も超えます。あとはアライグマはひどいですよ。雑食なんでなんでも食べます。それと5年くらい前かな。とうもろこしもやっていたんだけど、熊にほとんどやられて」

「やっぱりいるんだ。熊」

「一度畑で遭遇したこともあって。その年に5頭駆除してもらって、あれからは近所では出ていないけど、怖いですよ熊は」

「だよなあ」

「とにかく獣対策が大変で」

「どこの農家さんも悩んでいるみたいだよ」

「ここは南瓜の畑です」

「かなり広いね。土作りは?」

「基本的には米ぬかと菜種粕です。何がいいのか模索しています」

専門的なことも色々聞いたけど、一番印象に残っているのは「今年で7年目なんですが、毎年1年生の気持ちでやっています」

その気持ち、すごく大切だと思います。

「ここ草だらけですが、その下に牛屋さんに分けてもらった牛糞があります。何年も寝かせて発酵させて混ぜてみたり。でも今年牛屋さんが辞めてしまって。大変なんでしょうね」

「僕の義理のお父さんが養鶏もやっていて」

「へー、ニワトリ飼ってるんだ。玉子?」

「はい、近所で販売しています」

「コココー!」

元気いっぱいのニワトリたち。

「もう一箇所、見せたい場所が」

「行ってみようか」

「義理のお父さんとお母さんが10年くらい前に立てた家です」

「すっごい素敵!」

「木も国産にこだわって作ったみたいです」

「いいね~。素晴らしい!」

ちょうど義理のお母さんとお会いできて「この景色に一目惚れしたんですよ」と話してくれました。

「素晴らしいですね」

本間さんは神奈川出身。

奥さんの地元がこちら積丹半島で、ここで農業を始めたそうです。

「無農薬で始めようと思ったきっかけは?」

「義理のお父さんとお母さんが無農薬で野菜を作っていたのもあります。俺自身は健康のためもあるかな。目標は好きなお酒を一生飲むこと。健康じゃないとお酒飲めないじゃないですか」

「確かに。いい考え方だね」

「今夜は一緒に飲みましょうか」

「そうだよ。そのために来たんだから」

「ですよね」

「ではまた後で。準備したら行きます」

続く

最後の河内晩柑

行ってきました、北海道。

レンタルバイク、スーパーカブで4日間のキャンプツーリング。

北海道の様子は数回に分けて、近日改めてお届けします。

かき氷第2弾、抹茶と十勝小豆が入荷。

昨年も人気でしたが、今年も間違いなく美味しいでしょう。

今シーズン、河内晩柑は武田さんを主に扱っていましたが、終了してしまったので、武田さんで注文。

こちらも最後なので外見が非常に悪いお買い得なC品。

でも中身は全然OK。

酸味はだいぶ抜けていて、甘さを感じます。

武田さんの河内晩柑ジュースをサンプルで送ってもらいました。

味は非常にナチュラルです。

僕は微妙かなって感じ、絹子は嫌いじゃないなって感想、明日うっちーにも感想を聞いて取り扱いを検討します。

 

芋モンブランと刺身こんにゃく

ご予約頂いておりましたお客様、お待たせいたしました。

南風さんの芋モンブラン、シュークリ芋入荷しました。

ご予約の方以外でご希望の方、数箱ですが在庫あります。

お声掛けください。

冷凍販売です。

夏限定、グリンリーフさんの刺身こんにゃくも入荷。

生芋刺身こんにゃくと、あおさが入った生さしみこんにゃくの2種。

いずれもタレ付き。

どちらも美味しいんですよね。

 

ブルーベリー情報。

昨日入荷のブルーベリーは結構酸っぱかったです。

酸味が少ないのが好みの方は、前回入荷分のが冷凍庫にあります。

 

特売情報。

斉藤さんのじゃが芋、モロヘイヤ、豊作セール中です。

その他、斉藤さんの茄子、ピーマン、大葉等、たくさんあります。

 

 

トマトパスタソースとかき氷

先日の過熟になってしまったトマト。

割れてしまったり、あまりにもブヨブヨで見切り品にもならないものが多数出てしまいました。

見切り品にもならないけど、捨てるには忍びないものを利用してパスタのソース作り。

玉ねぎとひき肉を炒めて、ざく切りにした大量のトマトを入れて煮詰めていきます。

途中で味見をしましたが、トマト感が薄く、トマトジュースを1本入れました。

やはり味が落ちたトマトをたくさん入れたところでダメみたいです。

その他、パパヤさんのトマトケチャップとソースを加え美味しくなりました。

塩で味を整え完成。

ちゃんと美味しかったです。

でも、こういうのってやっぱり素材のトマトが重要なんだなって感じました。

甘いとか酸味があるとか風味がいいとか、何か特徴がないとトマトって美味しくないですね。

気温が上がってきたので夏限定のかき氷の品揃えを始めました。

十勝小豆。

いつも感じますが、久保田さんの小豆はホント美味しいんですよね。

「うちは厳選した小豆を自社でコトコト煮ていますので」と話していたのが分かります。

それと、見づらいかもですが、かち割り氷が入っていて、これがまた美味しい。

良く出来てるな~って感心します。

もう少ししたら、宇治抹茶小豆のかき氷も品揃え始めます。

入荷情報。

13日(土)グリンリーフさんの刺身こんにゃく入荷します。

 

差し入れ色々と天然サクラマス

お客様から差し入れを頂くことが多々あり、我々スタッフ一同、感謝感激です。

全部ご紹介出来なくて恐縮ですが、ほんの一部を。

お菓子。

味や内容にも気配って頂いたようで、本当に美味しかったです。

うちの店でも扱いたいくらい。

お母さんと娘さん、手作りのちまき。

実に美味しい。

ちなみに竹の皮は斉藤さんの竹の皮です。

春に「斉藤さんの竹の皮、手に入りますか?」と言うので、斉藤さんに断って、皮を取ってきてお渡ししたものです。

こういうの、嬉しいですね。

会津の馬刺しとかも。

絶品!

「馬…」と最初は遠慮がちだった絹子も「これ美味しい!」とパクパク食べていました。

そして「なんか急に元気になってきたみたい!」と。

こちら、小さい頃から店に通ってくれていた女子高校生から。

「お手紙です」と渡してくれて、開けると可愛いイラスト。

ほんわか、温かい絵ですね。

うっちー曰く「星野さんの絵でしょ。その歳で女子高校生からラブレターなんて普通ないですからね」と。

ごもっとも。

前にも紹介したかもですが、数年前に沖縄に移住した同じく女子高校生(長女)から。

弟も妹も、右上に僕らスタッフも。

細かい線、描写、すごく上手。

元気が出るイラスト。

こちらこそありがとう!

(2枚のイラストはレジ後ろに貼っておきます)

その他にも色々と頂いたりして、本当に感謝です。

 

お客様ではないけど。

もう20年くらい経つかな?

若い頃、北海道ツーリングで出会った友人がおりまして、その後もとてもお世話になった人から。

魚釣りが趣味で、サクラマスを送ってもらいました。

もちろん養殖ではなく、津軽海峡で船から釣ったものだとか。

「貴重なものですよね。商品代払いますよ」と伝えると「天然物はびっくりするくらい高いよ。聞かなかったことにしてあげる」と。

天然サクラマス。

一度魚屋で養殖のサクラマス買って食べたことありますが、別物ですね。

一人では食べ切れないので、スタッフにもおすそ分けしましょう。

上質な脂の乗り、ただ柔らかいだけじゃない身の締り、そして旨味と風味、最高です。

「皮も美味しいよ」と食べ方教えてくれて、にんにくと塩で焼いてみると、ビールのつまみに最高でした。

貴重なものを本当に感謝です。

 

ちょっと長くなりますが、サクラマスとは。

春に高知の宿に泊まった時にオーナーさんと飲みながら魚の話になりまして「北日本に住むサクラマスは元々川魚のヤマメで、西日本のサツキマスはアマゴが成長した魚なんですよ」と教えてくれてくれました。

「え~!そうなんですか!」

「ヤマメもアマゴも川に住んでいる魚だけど、やつらの世界でも一部変わったやつがいるんですよ。「ちょっと海に行ってみようかな」って冒険心が旺盛なやつが」

「いるんですね、そういうやつが」

「人間でもエベレスト登りたいって人がいるのと同じで」

「なるほど。一匹行くと「俺も俺も」って付いていくやつもいるわけですね」

「それそれ。そいつらが海で美味いものいっぱい食って大きく育つ。生き残れるのは一部だけど」

「リスクがあっても冒険ですか。ちょっと分かる気がする」

「そいつが成長して川に戻ってくる。鮭みたいにね。そりゃ美味いですよ」

「いや~、知らなかった」

そんな感じの魚です。

 

ついでですが、入荷情報。

奈良産直さんからトマト、とうもろこし、オクラ、ししとうが入荷しました。

とりあえずトマトの試食。

うーん…。

まず、完熟過ぎって言うか、完全に過熟。

柔らかくて潰れてしまったのも多かったし、味自体も薄いかな。

美味しいトマト、探し中。

期待していたとうもろこし。

うーん…、甘さが弱いし味が薄い。

「あまり美味しくなかったかな」とトマトの件も含め、担当の方にお伝え。

聞くと、今年初めてとうもろこし作った農家さんみたい。

「生産者に伝えておきます」と言ってくれたので、来年以降に期待です。

 

フレスコの元気になれる夏カレー

あまりにも暑いので、あえて辛いカレーが食べたい。

具材、内山さんの玉ねぎ、斉藤さんのズッキーニと茄子を炒めます。

初めて試してみたのは、いわゆる大豆たんぱく。

鶏肉の代わりになるやつ。

カレーの壺の一番辛いやつを使います。

辛いけどたっぷり入れちゃいましょう。

そろそろ終了の石崎さんのミニトマト。

そしてココナッツミルク。

なくてもいいけど、これでかなり本格的になります。

塩で味を整え、最後に斉藤さんのモロヘイヤ。

煮込むタイプのカレーじゃないので、すぐ出来ちゃいます。

フレスコの夏カレー。

スープ、結構辛いけど美味しい♪

ココナッツ、この手のカレーにはやっぱり合いますね。

もちろん、野菜がそれぞれ美味しいです。

特にモロヘイヤで元気が出る感じ。

斉藤さんが採ってくれるモロヘイヤ、今一番いい時で収量も多いので、皆さんどんどん食べてくださいね。

モロヘイヤスープとかもあるけど、一番簡単なのはお浸しやお味噌汁かな。

大豆たんぱくですが、そうね~、なんかスポンジを食べてる感じ?

料理によってはもう少し鶏肉っぽくなるのかもしれないけど、まあ、無理して食べることはないかな。

メーカーによって食感が違って、不味いのはめちゃくちゃ不味いんです。

いずれにしても普通に鶏肉食べていた方が幸せ感はあります。

あくまでも個人的にはですが。

 

メロンが最高美味い!と、ブルーベリー2種、ミックスジュース

長野エムプランさんからブルーベリーが届きました。

窓口は営業の吉田さんですが、生産者は小林さん。

今の会長さんの息子の小林君。

きのことは別に主に果樹を栽培しています。

ちょっといい感じのポップが入っていました。

目立つので使わせてもらいましょう。

毎年扱っているブルーベリーですが、今年は品種で分けてくれました。

右下に小さく書いてある、スパルタンとブルーヘブン。

食べ比べてみます。

スパルタンは果肉が柔らかく酸味はほぼない感じです。

ブルーヘブンの方はプチッとした食感で程よく酸味があります。

好みだとは思いますが、僕らはブルーヘブンの方が美味しいと感じました。

愛媛白石産から柑橘ミックスジュース。

例のアレです。

ラベルのデザインはもうどうしようもないし、あとはラベルの貼り方が雑です。

横長なので貼りづらいのは分かるけど、要改善ですかね。

本当に味がいいだけに残念なラベルです。

販促物に入っていた写真。

真ん中後ろが白石さん。

従業員の皆さんは海外の方みたいですね。

僕が白石さんにお会いしたのはもう10年ぐらい前かな?

少しお年を召した印象ですが、まあそうですよね、お互い。

さて、常世田さんのメロン、試食の日がやってきました。

熟し加減、いいと思います。

味、最高!

完璧!

美味い!

糖度高いし、風味いいし、果汁たっぷり、後味もいい。

これ、本当に美味しいメロンです。

一切れで幸せな気持ちになれます。

いや~、久々に本当に美味しいメロンを食べたって感じ。

しかも、こんなに皮の近くまで切ってもちゃんと美味しいってすごい。

素晴らしい!

 

メロンのアピールって難しくて、みかんやりんごと違って、入荷から食べられるまで日数を要する。

美味しい!お勧めしたい!って思った頃には終了近かったり。

ちなみに、今日現在店頭に残っているのが2玉のみ。

今シーズンはこれで終了するつもりでしたが、今日試食したメロンがあまりにも美味しかったので、4玉のみ追加しました。

 

余談ですが、常世田さんのお隣はあの西瓜職人の向後さん。

「誰にも負けない美味い西瓜を作るんだ!」といつも言ってるそうです。

その向後さんが、いつも畑に顔を出して常世田さんの指導してくれているそうです。

皮の近くまで美味しい、向後さんの西瓜と同じです。

「あのオヤジうるせーな」と言ってるみたいだけど、きっといい関係なんでしょうね。

 

今年最後の梅

本当に今年の梅にはまいった。

大大大不作。

例年の何割減ってレベルじゃなくて、半分とか、10分の1なんて話も。

僕自身、何十年も青果の仕事に関わってきてこんなのは初めてです。

今年のラインナップは、埼玉産、愛媛産、長野産、新規で奈良産と充実していたはずなのに「全然ないです!」「ほぼ実がなくて」「困りました」と嘆く声ばかり。

春先から予想はしていたので、各農家さんとはいつも以上に連絡を取り合っていましたが、ここまでとは。

今シーズン最後の梅の入荷は浜野さんの先輩の梅。

浜野さんが現地まで行き先輩と一緒に収穫してきてくれた南高梅です。

一時は「全然ないかも」と言っていたので心配していましたが、希望数の30キロを確保してくれました。

こちらも例年の8分の1の収量しかなくて、他社の注文の多くを断ったそうで。

品質にも問題なし、と言うか予想よりいい梅でした。

「早くお届けしないと」と、長野で収穫後、実家の栃木に一度戻り、その足で店に来てくれました。

今年は大不作で満足に店頭に並べるほどなかったけど、せめてご予約を頂いた方だけにはお渡ししたいと各農家さんに無理を言いました。

そして皆さんの好意で、何とか全員にお渡しできそうです。

もうドキドキでした。

数少ない梅を提供して頂いた農家さん、本当に感謝です。

入荷情報。

3日(水)エムプランさんのブルーベリー入荷します。