スタッフ絹子同行で長野遠征。
今回は車です。

途中、天然酵母のパン屋さんに寄って買い出し。
今年僕は一度この店に来たことがあり、美味しかったので再訪。

僕は天然酵母だから美味しいとは思っていなくて、それを基準にパンを選ぶことはしないです。
天然酵母でも美味しくないパンはいくらでもあるし、天然酵母じゃなくても美味しいパンはたくさんある。
有機野菜が全部美味しいかと言うとそうじゃないのと同じかな。
パンでも農産物でも、酵母とか有機とか関係なく、作る人のセンスとか実力とかじゃないですかね。
ここのパン屋さんは理屈抜きに美味しいと思います。
当日までりんごの丸山さんと連絡を取り、お邪魔できるか検討していましたが「やっぱり今日は厳しいかな~」とのことで、また次回の楽しみにしました。
ちょっと時間ができたし、数年ぶりの長野訪問の絹子も一緒なので少し足を伸ばしました。

柴本さんの墓参り。
「柴本さん、お久しぶりです。フレスコは元気でやっています」と絹子。

相変わらず雑草だらけだったので、少しの時間でしたが2人で草取り。
ご近所は石で囲まれたお墓ですが、土があるお墓ってここだけなんですよね。
お金が無かったからって話は聞いたけど、柴本さんらしくていいと思います。

前にはなかった彼岸花が咲いていて、勝手には生えないと思うので誰かが植えたのかな。
お供えのお酒はいつ行っても絶えないし、柴本さんの人徳ですね。
ここに来て悩みを話したり、色々相談している人もいるじゃないかなって想像したり。
いつものように「それはね、こう考えればいいんですよ」って、すごく説得力のあるアドバイスしてくれる気がします。
草取りを終えると突然の雨。

「柴本さん、泣いてるのかな?」
「絹子が来て喜びの涙だよ」
キャンプ場に移動し準備。

「とりあえず!」の記念写真。
テント設置で満足げの絹子です。

現地集合でいつもの小野さん。
火は任せます。

柴本さんの弟子だった大内くん、そしてスタッフのかなえさんも参加です。
さて、食べますか。

スモーキー小野さん特製、チーズとナッツの燻製。
相変わらず美味しいですね。

ししゃもを焼く絹子。
焼き具合絶妙で、美味しかったです。

炭火で焼く焼き鳥は美味しいですね。
間に挟んだ桐島さんの万願寺唐辛子がとてもいい仕事をしてくれました。

標高千メートルで、風が冷たく体が冷えていたので温かいモツ鍋がピッタリ。

「じゃが芋も人参も南瓜も、全部僕の野菜です」と大内くん。
味噌で味付け、素朴だけど力強さを感じる味わい。
うん、美味しい。

南瓜をマッシュして固めて焼いただけとか。
あと茄子焼き。
これも大内くんとかなえさんの2人で作ってくれたようです。

大内くんの大根のサラダ。
さっぱりした味付け、箸休めにピッタリ。

ビール各種、焼酎のお湯割り、大内くん差し入れの日本酒。

農業に興味津々の小野さんは、大内くんの話に耳を傾けます。
「私も本格的に畑をやろうと思いまして」
斉藤さんもそうですが、優秀な農家さんの話がとても参考になっているようです。
美味しく楽しい夜でした。
明日は大内くんの畑を見に行きましょう。