スーパーカブで行く北海道5(若者とメロン編)

このキャンプ場で出会った人たち。

夜中まで焚き火を囲って語り合っていた地元美瑛のライダー。

ものすごく礼儀正しい長髪の若者と、かなりシャイな若者は幼稚園からの友だちだとか。

いいね、そういうの。

僕からすると若者と言っても、聞くと30歳過ぎだって。

でも二人共彼女なしって「友だちもいいけど、いい人とキャンプしろよ。楽しいよ」

「がんばります!」「は、はい」

いい連中です。

道内のライダー。

「今日がキャンプデビューなんです♪」と言う可愛らしい女性ライダーは帯広から。

懐かしいバイク、多分30年くらい前のモデル。

大切に乗ってね。

「北海道で美味しいもの食べました?」「もう帰っちゃうんですか?」

帰り際の「星野さん、またね~」って、何かよかったです♪

「シャツもジーンズも服装が同じっすね」と言う彼は千歳の近くって言ってたっけ。

女性ライダーのキャンプの先生だとか。

バイクは多分40年以上前のモデル。

「いいバイク乗ってるね~。XLでしょ」

「さすがですね」

「この歳になると古いバイクの方が詳しくて」

「少しオイル漏れてるけど、大事に乗っていきたいです」

かっこいい好青年って印象でした。

(皆さん、ブログ見たら連絡くださいね~)

 

今回北海道を走ってみて、かつて若者だったライダーが圧倒的に多い。(自分を含めてですが…)

昔から北海道来てましたって感じの、はっきり言っちゃえば、中年のおっさん。

ヘルメット取ったらみんなおっさんですよ。

それだけに、こうして若者のバイク乗りと出会えるって正直嬉しい。

目がキラキラしてるよね。

全てが新鮮に見える、きっとあの頃の僕らのように。

先輩面するつもりはないけど、若い時に旅した経験って何にも代えがたい貴重な体験。

必ず人生の糧になる。

今をたくさん楽しんでほしいな。

安全運転でね。

 

他にもキャンプ場で出会った人たちもいて、うちの店の商品送ってほしいとか(僕の北米ツーリングの本も入れておきますね)、九州から自転車で来た女性(毎日テントなしの寝袋だけ)の強者とか。

やっと楽しくなってきた北海道。

でも最終日。

帰らないと…。

空港に向かう途中、占冠。

道端に野菜の直売所。

なんかいいかも。

すると「こんにちは~」と農場の女性。

僕とほぼ同世代かな。

「よかったらどうぞ。無農薬のミニトマトです」

「ありがとうございます。いただきます」

「旅行ですか?」

「ですね。でも半分仕事で。こだわりの店やってて、いい商品探しつつ」

「いいですね~」

「メロンもよかったら。糖度を測るために収穫したばかりですけど」

まだ固いからと浅くカットしてくれたと思うけど、皮のギリギリまでかぶりついて食べました。

確かにまだ固いけど、後味もいいし、美味しいメロンの気がする。

「農薬とかは?」

「どうしてもメロンは病気がでるので2回だけ。JAに出してる農家さんは週に一度とか決まりがあるみたいだけど、うちは個人の販売なので、なるべく少なく」

「いいですね」

「これは全国から注文もらって発送する分です」

「人気なんですね。お値段は?うーん、ですよね。送料入れるとどうしても高くなっちゃいますよね。できればうちの店で販売してみたかったけど、難しそうかな」

「どうでしょう。たくさん採れて少しお安く出せる時期が来たらご連絡さしあげるとか」

「いいですか!全然OKです」

こんな感じで、取り扱いは未定ですが、少し期待しておいてください。

続く(次回最終回)

 

スーパーカブで行く北海道4(温泉とカニ編)

美瑛周辺を走ります。

景色はいいけど、猛暑が続く。

以前、スタッフ絹子が行って美味しかったと教えてくれた牧場のソフトクリーム。

確かに美味しかった。

美味しかったけど、600円は観光地価格だよな~。

せっかく来たから食べたけど、次は行かないな。

後日、絹子も「そんなに値上がりしたの!」とびっくりしてました。

花満開のじゃが芋畑。

収穫は1ヶ月ほど先でしょうか。

あるパーキングで、コンビニのカツ丼を食べているとツーリング中のおじさんが声をかけてきた。

「暑いのにこんな場所でお昼?あれ、札幌ナンバー」

「あっ、これ、レンタルなんです」

「レンタル?普段大きいの乗ってないの?」

「乗ってますよ。650cc。」

「…。よく分からない」

「今回4日間しか休みがなくて」

「それだとレンタルなの?」

「いや、往復の日数を考えるとそれしかなくて」

「…。全然分からない」

「いや、ですから」

「ん?君、どこの人?」

「あっ、僕、埼玉からです」

「あ~、そういうことか。てっきり札幌から来たのかと」

確かに自分も言葉足らずでしたが、ようやく理解してもらえました。

バイク乗りって、結構ナンバー見てますからね~。

早めにキャンプ場へ。

十勝岳に向かう中腹、それなりに標高があり涼しい。

このキャンプ場、初めて利用したけど、最高!

木の奥や右側にもサイトがあり、かなり広い。

人があまりいないので静か。

料金も400円と安い。

北海道だと結構当たり前だけど、ゴミはちゃんと収集してくれる。

ついでに、管理人さんがいい人。

そして、近くに温泉があって、キャンプ場で割引券もくれる。

管理人さん曰く「サウナも露天もある高級ホテルのお風呂が1200円のところ割引券で650円です。町営の小さいお風呂が300円のところ200円でお湯は熱いです」

「それは悩むなあ…」と言いつつ、実は全然悩んでいなかったりして。

割引200円の町営温泉一択です。

案の定の湯船ですが、泉質は良かったし、これで十分。

休憩室は地元のおじいちゃんとおばあちゃんのたまり場でした。

さて、夕食は花咲ガニ。

スーパーで1200円のが夕方に行くと半額で600円でした。

やや小ぶりだけど、一人だから十分。

花咲ガニ、昔は安いカニで、産地に行くと大きいのが1000円位で食べられたけど、今は数千円?

高級なカニになってしまいました。

地元のスーパー、使えます。

ちなみにカニ用のハサミは100均で購入。

いや~、久々の花咲ガニ、甘みがあって美味かった~!

スーパーの見切り品、全然OK!

でも、これだけで終わらない。

僕は知っている。

更に美味しい食べ方を。

食べ終わったカニの殻を煮て出汁を取り、そのお湯でインスタントラーメンを作ります。

スープ、美味っ!

カニの出汁、風味、いい味~!

キャンプでカニを食することがあれば是非お試しを。

ちなみに、出会ったライダーとかに振る舞うと人気者になれます。

続く

 

冷やし中華とつるむらさき試食

しかし、毎日暑いですね。

働く皆さんも、そうじゃない皆さんも、熱中症にはくれぐれもご注意を。

今日は今シーズン初の冷やし中華。

麺はサンサスさんの冷し中華麺、具材は地主さんの玉子、斉藤さんの茄子とピーマン(焼いておきます)、それと店の裏で採れたオクラ。

ついでに斉藤さんのミニトマトも彩りに一つ。

麺もコシがあって美味しいけど、具材が素晴らしく美味しい。

玉子は味付けしなくても甘みがある。

あと、茄子とピーマンが絶品。

味、濃いです。

ちなみに、今日現在ピーマンは3種類品揃えしていますが、肉厚で香りや味がしっかりの斉藤さん、柔らかくて食べやすいのが浜野さん、お買い得の加瀬さん、となっております。

食後にミルクアイス。

美味しい♪

北海道でソフトクリームもいいけど、これでも十分って感じの美味しさです。

新しく品揃えした抹茶小豆かき氷の試食。

かなり本格的な抹茶、そして相変わらず小豆が美味しい。

すっごい美味いです!

僕が北海道に行っている間に、農家さんの売り込みがあったようで、つるむらさきのサンプルを置いていってくれました。

僕が帰って食べた時は、日にちが経っていたのか、ややエグみを感じたけど、後日また持ってきてくれて、それは全然大丈夫でした。

茎が太いのが特徴で、歯ごたえがあり美味しい。

おひたし、あと豚肉と合わせて炒めても食べたけど、かなり美味しかったですね。

ということで、まずは取り扱ってみることにしました。

お客様の感想も聞かせていただけると助かります。

児玉さんのつるむらさき、入荷は26日(金)です。

 

スーパーカブで行く北海道3(猛暑の富良野編)

初日の疲れもあったし、軽く二日酔い?

しかも、この時期の北海道、4時に明るくなる。

もっと寝たい…。

が、太陽が上がると、一気にサウナ状態になるテント内。

仕方なく起きて、富良野へ向かって走ります。

お昼近く。

お腹が空いて食堂でラーメン。

醤油ラーメン。

これもまた美味しかったです。

レンタルカブに乗ってのデメリット。

札幌ナンバーだし、全然旅人ライダーらしくない。

ただの地元の人っぽい。

考えた末、百均でバンダナ買ってミラーに巻く。

走ると、パタパタする。

少しは違うかな。

雰囲気大事。

富良野着。

暑い…。

めちゃくちゃ暑い。

気温33度。

しかも北海道では珍しく湿度が高くて蒸し暑い。

出会ったライダーは皆汗だくで「暑いですね」「堪えますよ」なんて会話ばかり。

60歳~70歳代?の高齢ライダーは口を揃えて「危険ですよ」「無理です、この暑さ」なんて感じ。

4日間、雨は降らなかったけど、とにかく暑かったです。

旭川の近くで有機のトマトを栽培している業者があると知り向かいます。

直売所があり、量り売りでトマトの直売あり。

ミニトマトも。

「美味しそうですね。無農薬で?」

「はい。結構人気なんですよ」

外のベンチで購入したトマトを試食。

かなり美味しい。

これはいいかも。

で、店長さんを呼んでもらって商談開始。

「あの、卸販売とかされてますか?」

「してますが、量はどれほどですか?うちは少量ではできなくて。コンテナ単位なら」と結果ロットが大きすぎることがネックに。

売店での売値ならそのまま出せるとのことだったし、送料を考慮してもまあ悪くない価格だったけど、ただ現地価格に上乗せしての販売って商売としては面白くない。

残念ながら断念。

まあ、よくあることです。

上富良野のキャンプ場着。

若い頃、何度も利用したキャンプ場。

全国からライダーが集まる。

それでもバイクブームだった当時からすれば、激減。

あの頃は、この駐車場に入りきれないほどのバイクが止まっていたっけ。

このキャンプ場には思い出がいっぱいあって、なんか懐かしいなあ…。

と言いつつ、とりあえずビール。

とにかく暑い。

夕食はジンギスカンに決めていました。

肉厚が嬉しい。

美味しかった~。

 

夜、キャンプ場裏の公園でラベンダーフェスタが開催されていて、暇つぶしに見に行きました。

ラベンダー畑がライトアップされ、音楽も相まって幻想的な雰囲気。

ちょっとしたショーみたい。

ファミリーやカップルばかりの中、僕は一人できれいなラベンダーを眺めていました。

おはようございます。

今日もちょっと眠いです。

一応、昼間のラベンダーも見ておきましょう。

早くも残り2日で、あまり遠出をせず、この辺を回ることにしました。

でもキャンプ場は移動。

ここ、あまりにも暑すぎる。

涼しいところに行きたい…。

続く

スーパーカブで行く北海道2(豪華過ぎの食事編)

本間さんの家から町に下って10分。

海沿いのキャンプ場にテントを張ります。

無料。

正式にはキャンプ場ではないようですが、地元の人たちがキャンプしています。

少し遅れて本間さん到着。

「なんか、色々持ってきたんじゃない?」

「そんなことないです」

「そんなことあるような気がするけど。まあ、今日はお任せするよ」

「まずは飲みましょう」

「クラッシック!飲みたかったんだ!北海道来たらこれに限るね。では乾杯!」

「乾杯!改めましてようこそ!」

「美味い!」

「ですね!」

最初に出してくれたのは、義理のお母さんが育てたきゅうりの漬物と、漁師の知り合いが海で釣ってきたマス。

「きゅうり、美味っ!いい味だね。マスも最高!脂に旨味がある」

「まだあるので、足りなかったら言ってください」

「なんか、色々出てきそうだけど」

「大したことないです」

知り合いの漁師さんからつぶ貝とホッケ。

そして鶏の手羽。

「この鶏、さっき見てもらった鶏です」

「え~!あの鶏!めちゃくちゃ美味い!噛めば噛むほど旨味が出る」

「ですよね。これ食べたらスーパーのブロイラーなんて食べられないです」

「ところで、鶏って誰が捌くの?」

「自分も出来ますけど、奥さんが普通にやります」

「すごいね」

しかも、固すぎないように一度圧力鍋で煮てから持ってきてくれました。

それからホッケも、すごい脂が乗っていて美味しかった~。

漁師さんが捕れすぎた時に、ニワトリの餌用に持ってきてくれるそうです。

「一応、餌用でもらっているんですけど、普通に食べられるので自分で干物作って冷凍しておきます」

「それはもったいない。こんなに美味いのに」

「漁師さんも売れなくて困ってるんで」

「これ、うちの店で売るよ。絶対売れるって」

「それは助かると思います。漁師さんに言っておきますよ」

それと、ニワトリの餌はホッケや本間さんの南瓜等を混ぜて「あいつら結構いいもの食ってるんですよ」だとか。

そしてこれ。

本場積丹、最高のウニ!

「まじで!いいの?本当に?これ、めちゃくちゃ高いでしょ」

「うーん、今日はそうでもなかったです」

ウニの値段はその日の相場で決まるようですが、特に今年は大不漁らしく、かなり高いようです。

現地でウニ丼を店で食べたら8000円なんて話も。

「美味っ!甘みあるね~!」

「全部食べてください」

「本当にいいの?嬉しい♪」

たっぷり入っていて、なんか一生分食べた気がしました。

「地酒いきましょうか」

「おっ、いいねえ。辛口大好き」

このお酒、かなり美味しかったです。

「そうだ。ご飯食べます?一応炊いてきたので」

「ご飯まで炊いてきたの?」

どこまでも気が利く男です。

でも、すでに満腹でご飯は無理でした。

「アヒージョ作ります。俺が作ったにんにく、それとじゃが芋も入れます」

「まだ作るの?でも、かなりマメだよね。よく言われない?」

「うーん…、たまに言われます」

「料理、好きだよね」

「まあ、好きですね」

聞くと、料理を学びたくて、東京の居酒屋で何年か働いていたことがあるとか。

「うちの食事は奥さんじゃなくて、毎日俺が作ります」

「そうなんだ。手際がプロみたいだよ」

急に冷えてきました。

「冷えてきたので、温かいもので。俺が作った白菜。それと豚肉を挟んで」

「すごいね。って言うか、もうお腹いっぱいだよ。こんなに食べられないって」

「全然、気にしないでください。残ったのは明日うちで食べるので。

実際、大量の食材を用意してくれて、5人分はありそうで、多くはお持ち帰り。

申し訳ないやら、ありがたいやら。

「焼酎、お湯割りでいいですか?ロック用に氷もありますけど」

「寒くなってきたら、温かいのがいいかな。って言うか、また一升瓶?飲めないでしょ、こんなに」

「明日、持っていきますか?」

「持っていきたい!けど、持っていけない…」

「ですよね」

コンロを出してやかんでお湯を沸かし、それを保温のポットに入れてって、やっぱりマメ。

ちなみに、料理を作っている間、本間さんはほとんど食べていない。

本当に料理人みたい。

「なんか俺、何にもしないで食べてるだけで」

「大丈夫です。その代わり、俺がフレスコさんに行った時は、何もしませんので」

「任せておいて!」

なんと、海で海水を汲んできて塩まで自分で作ってるとか。

「調味料は一通り自分で作ってみたくて」

「素材もいいよね。子供たちも喜ぶでしょ」

「子供たちには正しい食事させてあげたいんで」

「いいお父さんだ」

 

「いや~、本当にごちそうさまでした。全てが美味かった!」

「喜んでもらえてよかったです」

北海道の食材、本間さんの料理、最高でした!

「今日は本当にありがとう。今後ともフレスコの将来のためによろしく」

「こちらこそ、本間家のためによろしくお願いします」

最後にツーショット、そして固い握手も。

「じゃあ、寝ようか。って言うか、ここ片付けないと。これ、大変だぞ」

「大丈夫です。全部やるので、先に寝て下さい」

今日は早起きして、飛行機乗って、遅いカブで200km走って、ちょっと疲れていたせいもあり、お言葉に甘えてすぐに寝てしまいました。

本間さん、ありがとう。

続く

 

畑でカルマグを試す

収穫、マジでキツイです。

間違いなく暑いだろうと、いつもより1時間早く行きましたが、それでも暑い。

滝のような汗。

止まらない汗。

全身が汗でぐっしょり。

2時間ほどの収穫で3リットルくらい汗かいた気がする。

(んなわけないけど)

「やばい、危険かも」とこまめに休憩する絹子。

先週から試している、海の精のカルマグ1000いのちのもと。

これ、いいかも。

ただ水を飲むより体に吸収されている感じがあって、いくらか体が楽に感じます。

美味しいかと言われると美味しいものではないけど、不味くはないかな。

基本的に塩水なので。

「この暑さじゃ仕事にならないよな」と言いつつ猛暑の中黙々とモロヘイヤを収穫する斉藤さん。

お隣の農家さんが「あのじいさんすごいよな」と感心していました。

全国の農家さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけて。

本日の収穫。

茄子、ピーマン、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ、赤じそです。

 

スーパーカブで行く北海道1(本間さん訪問編)

数年前から行けるかなあ…と考えていた北海道ツーリング。

今年の四国ツーリングで、格安飛行機+レンタルバイクは使えると感じ、今回もそのパターンを選択。

なんとか4日間の休みが調整できて、その中で楽しめればいいかなと。

格安の飛行機で新千歳空港へ。

空港近くのレンタルバイク屋にキャンプ道具を送らせてもらい、準備万端。

借りるのはホンダスーパーカブ110cc。

本当は四国で使ったハンターカブ125ccがよかったけど、これしか残っていませんでした。

中型以上の排気量は値段が倍になってしまうので、今回はこれで行きましょう。

初日、農家の本間さんを訪れるために積丹半島へ。

途中、北海道らしく牛さんにも遭遇。

快晴ではないけど、羊蹄山に続くじゃが芋畑。

いい景色があるとすぐに止まれるのが小排気量のいいところ。

でも、しばらく走って感じたのは、このバイク遅い…。

もちろんカブに過度なスピードは求めていないけど、上が伸びない。

登り坂ではどんどんスピードが落ちるし、アクセル全開でも車にはガンガン抜かれる。

割りとストレスなく走れた前回の125ccと今回の110ccの差は思ったより大きい。

スーパーカブ、やはりビジネス用の町乗りに適したバイクみたい。

朝、飛行機の時間が早かったので4時半起き。

ほとんど食べていなかったので空腹。

北海道で最初に食べたのは味噌ラーメン。

昔ながらの味噌ラーメンって感じで美味しかったです。

積丹半島。

海がきれい。

本間さん宅着。

出迎えてくれたのは元気いっぱい2人のお子さん。

「おじさんと一緒に写真撮ろうか」

8歳と6歳だったっけ。

大自然の中で伸び伸び育った子どもたち。

「遠くからありがとうございます。すいません、子供たちうるさくて」

「いやいや、元気が一番だよ」

「畑、行きましょうか」

「よろしく」

「車、汚くてすみません」

「いや、全然きれいな方だよ」

「実は掃除したんです」

「そんな、しなくたっていいのに」

「いえ、お客さん乗せるのに」

「どう?今年のミニトマトの出来は」

「出来自体はいいと思います。ただ、一週間くらい遅れてるかな。ずっと天気が悪くて」

「そうなんだ」

出荷はお盆前後くらいを予定しています。

今年も最高に美味しいミニトマト、期待大!です。

「土質は?水はけ良さそうな感じするけど」

「そう見えて、実は粘土質なんです。雨が降ると結構固くなって大変なんです」

「畑はみんな電気柵で囲っています。とにかく獣の被害が半端なくて」

「どんなのがいるの?」

「まず鹿。これは電気柵も超えます。あとはアライグマはひどいですよ。雑食なんでなんでも食べます。それと5年くらい前かな。とうもろこしもやっていたんだけど、熊にほとんどやられて」

「やっぱりいるんだ。熊」

「一度畑で遭遇したこともあって。その年に5頭駆除してもらって、あれからは近所では出ていないけど、怖いですよ熊は」

「だよなあ」

「とにかく獣対策が大変で」

「どこの農家さんも悩んでいるみたいだよ」

「ここは南瓜の畑です」

「かなり広いね。土作りは?」

「基本的には米ぬかと菜種粕です。何がいいのか模索しています」

専門的なことも色々聞いたけど、一番印象に残っているのは「今年で7年目なんですが、毎年1年生の気持ちでやっています」

その気持ち、すごく大切だと思います。

「ここ草だらけですが、その下に牛屋さんに分けてもらった牛糞があります。何年も寝かせて発酵させて混ぜてみたり。でも今年牛屋さんが辞めてしまって。大変なんでしょうね」

「僕の義理のお父さんが養鶏もやっていて」

「へー、ニワトリ飼ってるんだ。玉子?」

「はい、近所で販売しています」

「コココー!」

元気いっぱいのニワトリたち。

「もう一箇所、見せたい場所が」

「行ってみようか」

「義理のお父さんとお母さんが10年くらい前に立てた家です」

「すっごい素敵!」

「木も国産にこだわって作ったみたいです」

「いいね~。素晴らしい!」

ちょうど義理のお母さんとお会いできて「この景色に一目惚れしたんですよ」と話してくれました。

「素晴らしいですね」

本間さんは神奈川出身。

奥さんの地元がこちら積丹半島で、ここで農業を始めたそうです。

「無農薬で始めようと思ったきっかけは?」

「義理のお父さんとお母さんが無農薬で野菜を作っていたのもあります。俺自身は健康のためもあるかな。目標は好きなお酒を一生飲むこと。健康じゃないとお酒飲めないじゃないですか」

「確かに。いい考え方だね」

「今夜は一緒に飲みましょうか」

「そうだよ。そのために来たんだから」

「ですよね」

「ではまた後で。準備したら行きます」

続く

最後の河内晩柑

行ってきました、北海道。

レンタルバイク、スーパーカブで4日間のキャンプツーリング。

北海道の様子は数回に分けて、近日改めてお届けします。

かき氷第2弾、抹茶と十勝小豆が入荷。

昨年も人気でしたが、今年も間違いなく美味しいでしょう。

今シーズン、河内晩柑は武田さんを主に扱っていましたが、終了してしまったので、武田さんで注文。

こちらも最後なので外見が非常に悪いお買い得なC品。

でも中身は全然OK。

酸味はだいぶ抜けていて、甘さを感じます。

武田さんの河内晩柑ジュースをサンプルで送ってもらいました。

味は非常にナチュラルです。

僕は微妙かなって感じ、絹子は嫌いじゃないなって感想、明日うっちーにも感想を聞いて取り扱いを検討します。

 

芋モンブランと刺身こんにゃく

ご予約頂いておりましたお客様、お待たせいたしました。

南風さんの芋モンブラン、シュークリ芋入荷しました。

ご予約の方以外でご希望の方、数箱ですが在庫あります。

お声掛けください。

冷凍販売です。

夏限定、グリンリーフさんの刺身こんにゃくも入荷。

生芋刺身こんにゃくと、あおさが入った生さしみこんにゃくの2種。

いずれもタレ付き。

どちらも美味しいんですよね。

 

ブルーベリー情報。

昨日入荷のブルーベリーは結構酸っぱかったです。

酸味が少ないのが好みの方は、前回入荷分のが冷凍庫にあります。

 

特売情報。

斉藤さんのじゃが芋、モロヘイヤ、豊作セール中です。

その他、斉藤さんの茄子、ピーマン、大葉等、たくさんあります。

 

 

トマトパスタソースとかき氷

先日の過熟になってしまったトマト。

割れてしまったり、あまりにもブヨブヨで見切り品にもならないものが多数出てしまいました。

見切り品にもならないけど、捨てるには忍びないものを利用してパスタのソース作り。

玉ねぎとひき肉を炒めて、ざく切りにした大量のトマトを入れて煮詰めていきます。

途中で味見をしましたが、トマト感が薄く、トマトジュースを1本入れました。

やはり味が落ちたトマトをたくさん入れたところでダメみたいです。

その他、パパヤさんのトマトケチャップとソースを加え美味しくなりました。

塩で味を整え完成。

ちゃんと美味しかったです。

でも、こういうのってやっぱり素材のトマトが重要なんだなって感じました。

甘いとか酸味があるとか風味がいいとか、何か特徴がないとトマトって美味しくないですね。

気温が上がってきたので夏限定のかき氷の品揃えを始めました。

十勝小豆。

いつも感じますが、久保田さんの小豆はホント美味しいんですよね。

「うちは厳選した小豆を自社でコトコト煮ていますので」と話していたのが分かります。

それと、見づらいかもですが、かち割り氷が入っていて、これがまた美味しい。

良く出来てるな~って感心します。

もう少ししたら、宇治抹茶小豆のかき氷も品揃え始めます。

入荷情報。

13日(土)グリンリーフさんの刺身こんにゃく入荷します。