「おはようございます」
「おう」
斉藤さんの小松菜収穫です。
「カゴに入れていけよ」
「はい」
虫食いはあるけど、いい小松菜、ちょっと食べてみます。
パリパリ。
味、いいですね~。
小松菜ってクセがない分、味がなかったり、美味しいと感じることが少ないけど、これはちゃんと味わいがあって美味しいです。
炒め物はもちろん、味噌汁でもいいし、サラダもお勧め。
「これぐらいでいいか?」
「大丈夫です。十分です」(結構多い…。得用で特売だな)
それにしても、暑いです。
収穫していても(カゴに入れているだけですが…)少し汗ばむほど。
明日から冷えるみたいだけど、11月の中旬で暑すぎです。
その他、まだ小さいけどかぶ。
あと一週間か2週間後かな?
ブロッコリーもいい感じ。
これももう少し大きくなってから。
大根、たくさんありそうです。
冬が楽しみ。
そして菊芋。
今年は特に人気で売れています。
「たまには新聞読んでおけよ」
「はい」
やっぱりねえ、りんごもみかんも相場が高い。
つまり少ない。
気温が高いことや、カメムシの被害が多い。
野菜も高いなあ。
僕も相場とかまめに見てますがが、こうした情報を毎日チェックしている斉藤さん。
これ、慣行栽培とか有機栽培とか関係なく、青果に関わる人ならすごく大切な情報なんです。
この業界の人だと「スーパーの話でしょ」ってあまり関心ないみたいだけど、いやいやものすごく関係している話。
帰ろうとしたら「さつま芋持っていくか」と昨日斉藤さんが茨城の知り合いから仕入れたさつま芋。
B品で値段はものすごく安い、けど知り合いかあ。
「じゃあ、1ケース(5kg)ください」
「そんなんじゃ商売にならないだろ」
「じゃあ2ケースで」
「5ケースくらい必要だろ」
「はい…。5ケースで」
B品なので、単価にしていつもの半値くらいで売れます。
仕入れて来ちゃったけど、味は大丈夫かな?
店に戻りすぐ味見しましたが、加瀬さんたちに比べたら劣るけどちゃんと甘みがあって悪くない。
超お得なさつま芋です。