色も味も濃いみはや

今、柑橘が豊富にありますが、また新しい品種が入荷です。

白石さんのみはや。

初めて扱う品種ですが、箱を開けてびっくり。

すっごいオレンジ色、と言うか朱色って感じ?

外皮はとても薄く、薄皮も柔らかです。

糖度高く、少しの酸味でバランスよく、味は濃くて果汁もたっぷり。

紅まどんなとかと同じで、甘くて食べやすい、今どきの柑橘って感じですね。

一度終了してしまった人気のはれひめも再入荷。

今回は少し小さめなのでお買い得になっています。

 

来週は媛小春というまた新しい品種が入荷する予定。

問屋の新田さんが「愛媛の農家さんなんですが、一度食べてほしいんです。他を探してもほとんどなくて、慣行栽培ならあるかもですが、本当に幻と言ってもいい柑橘です。数も少ししか回せないですがよければ」

「新田さんがそこまで勧めるならやりましょうか」

「今回僕の取り分はなくていいので。そのままの値段で送ります」

「ありがたいけど、少しは儲けないと。また奥さんに怒られるよ」

新田さん、いい人です。

媛小春は来週半ばかな?

楽しみです。

 

 

酒石酸とは?

先日ネーブルオレンジのサンプルを送ってくれた広島の貝原さん。

何度かメールのやり取りをして、その後電話でも話をしたり、条件が整ったので注文しました。

箱を開けると紙の上に違う柑橘。

紅八朔と書いてあります。

次のサンプルですね。

なかなか気が利いているじゃないですか。

こういう農家さん、好きです。

紅八朔は改めて試食してみます。

で、こちらが今回のネーブルオレンジ。

改めて食べてみましたが、前回より酸が抜けた感じ。

甘みは十分、果汁たっぷり、そしてやはり味が濃いと感じます。

すごく美味しいです♪

 

貝原さんの広島、と言っても、瀬戸内の小さな島。

一応橋でつながっているので、離島ではないみたいです。

「何もないですけど、冬でも温暖で暖かいですよ」と。

貝原さんはおじいさんの後を継いだらしく、5年目の若手農家さんですね。

「まだまだこれからです。よろしくお願いします」

他にも色々柑橘を作っているみたいなので、僕らも期待したいです。

 

こちらは小森さんのぶどうジュース。

が「なんか変です。なんですかこれ!」とうっちー。

「あれ、なにこれ。異物混入か?」

すぐ小森さんに確認。

結論を言ってしまうと、酒石酸という酸が固まって沈んだものだそうです。

ぶどうジュースやワインに出やすいものらしいです。

濾してから瓶詰めすれば?と思ったら、ぶどうを搾り瓶に詰めた後、滅菌処理のため加熱、その後形成されるものだとか。

もう何年も小森さんのぶどうジュースを扱っているけど、こんなことはなかったのは何故か。

「今シーズンは酸が抜けきっていない状態で搾ったのが原因かも」と小森さん。

一応、裏のラベルにも書いてあるけど、実際飲んだ感じとかどうなんだろう。

飲んでみます。

味はいいですね。

さすが、すごく美味しい♪

酒石酸は重みがありすぐ沈むのか、普通にコップに移した状態では出てきません。

なので丼に出してすくってみました。

ちょっとジャリジャリした感じ。

でも、おそらく瓶の底に溜まって、ほとんど出てこないと思います。

まあ、知らないとちょっとびっくりするでしょうね。

僕らも酒石酸って知らなかったので、勉強になりました。

こちらもフレスコオリジナルラベルで提供中。

確か、西館さんのりんごジュース、佐藤さんのみかんジュース、丸山さんのりんごジュース、その次に作ったジュースのラベルだったかな。

我ながらよくできたラベルだと思っています。

再椎茸、再キウイ、など入荷続々

久々に入荷は神戸さんの椎茸。

大人気につき、もっと頻繁に入れたいんですが、神戸さんの方でも生産が間に合わないほど人気で、こちらに回ってこないんです。

今回も「椎茸あります?」「うーん…、ない!」と。

でも「また食べたいです!」との声が多く「少しでもいいので」と無理言って送ってもらいました。

ジョイさんのキウイも「美味しかった!」の声が多く、再注文。

国産で無農薬だけど、形が悪かったりするB品なのでお買い得。

食べごろが難しかったりするけど、やや弾力やシワが出た頃が食べごろです。

ここ最近一番人気の柑橘、白石さんの28号(紅まどんな)。

そろそろ終了です。

代わって入荷は白石さんのはるか。

見かけによらず、酸味はほぼなくて甘いです。

独特の香りもいいですね。

山口さんのキャベツがすごくいい状態。

ずっしり重くて巻き具合もいいし、味も風味もいいです。

向後さんからもすごくいい大根が入ってきました。

みずみずしくて、生でもいいけど煮物が最高です。

杉浦さんのブロッコリーが最高に美味しいですね。

どんどん味が乗ってきている感じ。

芯まで美味しいキングオブブロッコリー。

超お勧め!

加瀬さんからさつま芋のA品。

お買い得なSサイズもいいけど、丸々太ったさつま芋も欲しいところ。

品種は紅はるかです。

その他、加瀬さんのちぢみほうれん草は肉厚で味濃いです。

年末ののし餅ではお世話になりました佐瀬さんの菜花はほろ苦く春の味わい。

久々、ダンディー井口さんのパクチーはすごく香りが強くて、個人的には苦手です。

 

入荷情報。

19日(金)貝原さんのネーブルオレンジ入荷します。

新しい生産者さんです。

詳しくはまた改めて。

 

 

斉藤さんのほうれん草

斉藤さんの畑。

背の高い枯れ草がきれいに無くなっていました。

小野さん、がんばりましたね~。

畑にはほぼ作物がなくなりましたが、ほうれん草だけ少しあったので収穫します。

ただ、雑草(先日の七草等)に覆われているんです。

とにかく収穫が大変。

雑草をかき分け、ほうれん草の根を探しつつ切り、絡まった雑草をほどきながら収穫。

斉藤さんの場合、好んで雑草をそのままにしている訳ではないけど、これを自然農法とするなら、なんて非効率な農法だろう。

少ないけど、まあこんな感じかな。

「だから揃えて入れろっていつも言ってるだろ」

「はい…」

なるほど、ですね。

味ですが、抜群に美味しいです。

味が濃くて根っこのあたりはすごい甘いです。

ちなみに、斉藤さんの今の事務所はほぼ外です。

一応屋根はあるけど、寒いし、雨降ったら降り込んでくるだろうし。

斉藤さんは「結構大丈夫なんだ」と言うけど。

先日小野さんとも「なんとかしてあげたいですよね」と話していました。

ちょっと考えましょう。

りんごも柑橘も果物充実

先日お客様から紹介いただいたりんご。

長野高橋さんのサンふじ、本日入荷しました。

改めて試食。

うん、美味しい♪

甘みしっかり、旨味もギュッと詰まっている感じ。

誰のりんごがいいとかじゃなくて、皆さんそれぞれの特徴があって、同じサンふじでも違いを楽しんでもらえたらいいなあ。

とは言え、かなりレベルの高い生産者さんだと思います。

初めての農家さん、お客様の感想聞かせてください。

白石さんからは伊予柑が入荷。

白石さんらしい味わいでこれも美味しい。

伊予柑らしい酸味もありつつ、甘みもしっかり。

中の薄皮もそれほど厚くないのでそのままでも食べられそうです。

その他、今日現在の柑橘の品揃えは、白石さんの愛果28号(紅まどんな)、白石さんのはれひめ、田中さんのポンカン、佐藤さんのだいだい。

選び放題です。

こちらはサンプルで送っていただいたネーブル。

なかなかいい味です。

まだ取り扱いは未定ですが、かなり好印象。

レモンも送ってもらったので、近日佐藤さんのレモンと食べ比べしてみます。

この時期だけの大人気の人参。

斉藤さんの紅人参が入荷しました。

味が濃くてリコピン豊富。

なお、埼玉の斉藤さんではなく千葉の斉藤さんです。

 

だいだいとレモンが入荷です

七草粥、召し上がりましたか?

ありがたい七草も7日が過ぎたらただの草ですが、一応残った七草セットも大幅値引きして売り場に出しておいたら「昨日食べられなかったので」とかなりのお客様が購入されていかれました。

さすがに残ったら捨ててしまうしかないので、ありがたいです。

「苦いからヤダ」とか「おかゆ嫌い」という方も少なくないですが、まあ美味しいから食べるもんじゃないですからね。

一年に一度の日本人の伝統食です。

佐藤さんからはだいだいが入荷。

これは食べるより搾って使う柑橘。

焼き魚とか焼酎とか、醤油と合わせてポン酢も美味しいですよ。

こちらも佐藤さんからレモン。

品種は酸味がマイルドなマイヤーから酸味しっかりのリスボンに変わりました。

 

入荷情報

近日、高橋さんのサンふじ入荷します。

 

お客様からセリとりんご

斉藤さんの七草、セリだけなかったです。

が、それを知ったお客様が自分の畑で収穫したセリを持ってきてくれました。

ありがとうございます!

これでお客様に七草でお渡しできます。

こちらはお客様からいただいた長野のりんご。

以前バイトをしていた農園のりんごで「食べてみてください」と年末にいただきました。

年末だったので3人で試食できました。

「結構甘みあるね」

「個人的にはもう少し酸味があった方が好きかな」

「でも丸山さんとも成田さんとも違う美味しさがあるかも」

総合的には「もう一口食べたいって思わせる味わいだね」と3人の意見が一致。

連絡先を聞いていたので、農家さんに電話。

お取引できることになりました。

近日注文する予定です。

お楽しみに。

今日は田中さんからポンカンが入荷しました。

みかんのように食べやすくて、ポンカンならではの風味、甘さと酸味のバランスよく、美味しいポンカンです。

近日、佐藤さんのだいだいも入荷予定で、来週は白石さんの伊予柑も入荷予定。

柑橘が楽しくなってきます。

 

お知らせです。

七草雑炊食べに来ませんか?

7日(日)お昼ごろからしばらくの間。(なくなり次第終了)

七草を探せ

今日は斉藤さんの畑で七草の収穫。

スタッフ絹子と小野さんが参加。

「向こうにゴギョウがあるから探してこいよ」と指示する斉藤さん。

「向こうの方ですね。行ってみます」と絹子。

「では私も行きます」と小野さん。

すると斉藤さん。

「何言ってんだ!ダメだろ!」

「え?」

「やることあるだろ!」

「そこから抜けよ」

「はい」

小野さん、完全に草刈り要員です。

僕らは七草探しの旅へ。

「ゴギョウないね」

「向こうって言ったってどこだかよく分からないし」

毎年ゴギョウが少ないんです。

「もしかしてこれかな?」

「斉藤さんに聞いた方がいいな」

「斉藤さん、これですか?」

「前にそれ食って死んだ人いるぞ」と笑う斉藤さん。

「え~!」ビビる絹子。

その後15分ほど探しても見つからず…。

「斉藤さん、なかったです」

「どこ見てんだ。目ん玉付いてるのか?こんなに立派なのがあるだろ。3分で見つけたぞ」

やっぱりすごいですね。

その後「あっ!ありました!これですよね!」と喜ぶ絹子。

その後は他の草へ。

「目の前にいくらでもあるだろ」

「はい」

必死に探す絹子。

とにかく草だらけで、判別が難しい。

なんとかハコベラとナズナを収穫。

草類は絹子に任せて、僕はスズナ(かぶ)の収穫。

あとスズシロ(大根)も。

最後にホトケノザ。

セリはなくて六草収穫しました。

「採れました?」と草刈りで汗びっしょりの小野さん。

周辺の枯れ草を全部刈るまで小野さんの仕事は続きます。

昨年から始めて、まだまだかかりそうです。

店に戻ってうっちーが草を分ける作業。

「毎年大変ですね。こんなことしてる店ないですよ」

「だよな」

以前はパック詰めまで斉藤さんがやってくれていて、うちは仕入れるだけでしたが、今はそこまでできず、今年は自分たちで収穫から始めました。

確かに、ここまでやってる店ないですよね。

斉藤さんの草、ものすごく力強い味わいです。

斉藤さんの六草粥で無病息災、いかがでしょうか。

セリがなく六草でよろしければ、どうぞお買い求めくださいませ。

6日(土)より販売開始です。

大晦日までお勧めです

今年も残り1日になりました。

もっとご紹介したい商品はたくさんあるんですが、お勧めしたい素晴らしい商品がありすぎてありすぎて、紹介しきれなくてすみません。

今年最後ですが、年越しのお菓子やおつまみを中心にご紹介。

須崎屋さんの五三焼きカステラ。

職人が作る超本格的なカステラ。

美味しいですね。

こちら形おとしなので、正品のほぼ半値なんです。

昭栄堂さんのバタークッキー2種。

これも素晴らしく美味しいです。

プレゼントでしょうか、たくさん買われる方も多いですね。

これは絶対喜ばれます。

アトレさんの抹茶羊羹。

お茶屋さんの羊羹、これも絶品ですね。

甘すぎず上品な味わい、お茶の風味が広がります。

こちらも贈り物に最適、もらったら嬉しいでしょうね。

香取さんの落花生も大好評。

うす塩味の剥き落花生と殻付き。

ちなみに、秋田の加藤さんの好物はパイナップルと落花生。

特にこの落花生が大のお気に入りで、毎年この時期になると大量に注文をいただきます。

先日も送った後に「今年も美味しいですね~。食べ過ぎちゃいますよ」とお礼の電話をいただきました。

今年から始めたカミヤマメイト。

最初は売れるかなあ…とちょっと不安だったけど、販売してみるとこれがヒット!

リピート率がとても高いです。

素朴だけど味わい深いのが魅力です。

地元まるそう一福さんから揚げ煎餅各種。

癖になる、と言うか止まらない美味しさ。

お米の美味しさが際立っています。

冷蔵コーナーから、毎年年末の限定品。

無添加サラミ。

肉の旨味がギュッと詰まっています。

最近、僕はこいつでビールを飲むのが日課。

マジで美味いっす。

でも飲みすぎると困るので、薄くスライスして数枚。

こちらも限定のロルティーニも絶品。

旨味と風味。

いい生ハムとチーズを使っているんだなあって実感できる美味しさ。

ちょっと温めるとさらに美味しい♪

ビールでもいいけど、ワインが一番合うかな。

100%純粋なカニ味噌。

これも超美味しい♪

これは日本酒か焼酎ですね。

 

さて、年末は忙しいのでスタッフと交代でお昼。

今日は渡辺さんの高菜鶏めしの素でおにぎりを作っておきました。

これなら空いている時間にいつでも食べられる。

そして美味しい♪

炊いたご飯に混ぜるだけなので簡単です。

サンプルでもらったプレミアム佃煮三昧。

相変わらずいい味付けですね~。

すごくいい味。

素材もいいもの使ってますね。

ついでにみんなで新商品の試食。

年間を通してスタッフの絹子とうっちーが一緒に出勤することは滅多になくて、3人での試食は珍しいです。

「洋風の味付けだな」

「リゾットだから洋風です」

「玄米だからちょっと歯に詰まるね」

「うん、確かに。でもよく出来てると思う。温めるだけだし、キャンプで朝とか良さそう」

「意外と美味しいですね」

「甘さ控えめって書いてあるけど甘さは普通だよね」

「パッケージの写真はいらないな。実物と色が全然違うじゃん」

「そうだね、金時豆なんてチョロギみたいにピンクだし」

「でも味自体はいいし、値段も手頃だし売れそうですね」

てな感じで取り扱いを決めたりしています。

 

さて皆さん。

今年も一年お世話になりました。

生産者さん、取引先の皆さん、関係者の皆さん、そしてお客様。

皆さん、大切なファーマーズファミリー。

全ての方々に、スタッフ一同、心より感謝いたします。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

なお、31日大晦日まで通常通り19時30分まで営業しております。

あと一日ですが、皆様のご来店をお待ちしております。

いわゆる紅まどんなも最高です

まずお知らせ。

明日26日は火曜日でフレスコの定休日ですが、年末なので通常通り営業します。

年内は31日の大晦日まで営業します。

よく「大晦日まで営業するんですか!」とびっくりされたりするんですが、僕はスーパー勤務の時からずーっとそうだったんで、それが食品販売店としてはごく普通だと思っているんですね。

 

昨日はおせちの仕分けでした。

絹子&うっちーの共同作業。

事前に行っている集計作業からですが、絶対に間違いができない作業なので、慎重派でしっかり者の二人がいて助かります。

無事、間違いもなく作業終了しました。

あとはお渡しだけ。

お餅も入荷。

いよいよ年末本番です。

農産物の発注もほぼ終わり、さてどうなるかな…。

今日は、白石さんから、いわゆる紅まどんなが入荷。

品種では愛果28号といいまして、JAによるセンサーでの選別をして糖度の保証付きのものが紅まどんなとして出荷されるようです。

白石さんの場合、当然それをしていないので、正式には愛果28号での販売になります。

でも、フレスコが保証します。

美味いです!

糖度のあるし、程よく酸味もあるし、果汁たっぷりで、味が濃いですね。

果物で糖度が何度とかを売りにしていたりするけど、甘けりゃいいってもんじゃない。

柑橘で言えば、甘さと酸味と、あとは濃さとかコクとかの部分。

これが揃った時が完璧に美味しいんです。

それは糖度センサーでは分かりません。

フレスコの場合、あくまでも僕らの味覚がセンサーです。

 

そうそう、本間さんの最後の品種の南瓜が入荷しましたが、味はうーん…かな。

念のため再度試食してみますが、いずれにせよ最後なので全部特売にします。