まず入荷情報。
4日(木)長崎さんのグレープフルーツ入荷します。
さて、久々のツーリング。
行ってきました伊豆。
ちょうど桜が見頃。
満開間近って感じかな。
2日間、概ね晴れで気持ちよく走れました。
ここ数年、バイパスが出来たり、以前に比べたら南伊豆に向かう時間も短縮されました。
でも、便利な道ってつまらない。
国道から脇道の未舗装、結構な砂利道を走って旧天城トンネル。
少しハードな路面だけど、こういう道を通ると峠を超えたなって気持ちになって、伊豆の踊子気分も味わえる、かも?
ちなみに、トンネルを抜けると工事通行止めで引き換えしてきました。
今回はキャンプではなくて、素泊まり宿。
夜はスーパーで買ってきた惣菜。
まあ、スーパーのなんで、それなり。
お魚屋さんで作ってもらったお刺身。
これは美味しかった。
しかし、一人で宿。
はっきり言って、暇。
夕方5時に着いて、お風呂入って、6時頃から食べて飲んで、7時にはやることがない。
お風呂は温泉だったから、3回入ったけど、それでも暇。
お酒ちびちび飲みながら面白くないテレビ見てゴロゴロ。
つまんない…。
しかもセルフチェックインの宿だから、誰とも会ってないし誰とも話していない。
さみしい…。
「今、伊豆に来ててさあ」と誰かに電話でもしようと考えたけど、誰も思いつかない。
って言うか迷惑だろ。
仕方ないので、10時には布団に入ったけど、日頃12時とか1時に寝ているので、そんなに簡単には寝られない。
宿はきれいだったし安くて良かったけど、キャンプの方がいいかなあ…。
翌朝、コンビニでコーヒーを飲んでいると地元のおじさんが声をかけてきて、しばらく話しました。
自身もバイクに乗っているとか、これからイカ釣りに行くとか、ちょっと楽しくて嬉しい時間。
旅はこうじゃなくちゃねえ。
できれば昨夜お会いしたかったです。
西伊豆に移動し、お世話になっているカネサさんの店に寄ります。
これぞ本枯節。
発酵していない荒節に比べると、風味とか旨味が全然違う。
原材料表示を見れば分かるので、鰹節を選ぶ時は本枯節を選んでほしいですね。
こちら、絹子に頼まれて購入してきた潮かつお。
海沿いから川沿いの道を上っていきます。
わさびの藤井さん。
「久しぶり!」
「ですね」
相変わらず、明るく笑顔の藤井さんご夫婦。
ホント、素敵なご夫婦ですよ。
昨年はテレビに出まくっていたけど、今年はオファーがないそうで…。
「やっぱりテレビの影響って大きいよね。誰かテレビ局の知り合いとかいない?」
「いません」
山奥にあるわさび田。
いつ来ても気持ちのいいところです。
山の木々も、わさびの葉も緑が美しい季節。
「新緑も紅葉もあって、蛍や蝶も来て、ここは一年中、四季を感じて楽しいですよ」
わさびの出荷作業も2人でテキパキと。
藤井さんのわさびは無農薬。
最初に会った時、一般のわさびは農薬や化学肥料を使うって教えてもらいました。
水の違いとかもあるだろうけど、藤井さんのわさびは格別に美味いです。
「そう言えば、小野さんは?」
「なんか自分の畑で忙しいみたいで」
「なんだ~。来ればいいのにね~」
藤井さんの畑の近くには夏みかんと八朔の木があります。
自然栽培…と言うより、山の斜面に生えている何もしないそのまんまの木。
木で完熟して、落ちたものを収穫して、休憩時間に食べているそうです。
「みかん、勝手に食べて。当たり外れがあるから、酸っぱいのもあるかも」
夏みかんも八朔も、多分柑橘は全部みかんと呼んでいるみたい。
「じゃあ、いただきます」
「美味しい♪」
ちなみにこちら八朔。
木成り完熟を超えて、木落ち完熟。
味が濃くて甘いし、酸味は程よく残っているし、そして香りよく果汁もある。
「何もしてないけど、周りの木の葉っぱが落ちて、それが栄養になってるみたいです」
「なるほどね~。これ、うちのプロの農家さんのより美味しいかも」
周辺の山に生えている山桜もきれいでした。
自然いっぱい、いいところです。
「じゃあ、恒例の記念写真」
「はい、撮りま~す!」
素敵な笑顔、また会いにきましょう。
今回は天気に恵まれました。
来週、あっちの方、晴れるといいけどなあ。