何ヶ月も前、何を栽培すべきが相談され「枝豆もやってほしいかな」とお願いしたことがありました。
「やってみます。初めてなので、全然分からないですけど」
そして、その枝豆が収穫できることに。
前日に電話で「どう?食べた?美味しい?」と聞くと「自分では美味しいとは思います。だけど、他と比べてないので、これでいいのかが分かりません」と。
「とりあえず送って。まずやってみよう」
届きました。
宮嶋くんが初めて作った枝豆です。
試食。
ついでに、フレスコ流茹で方。
洗います。
塩をまぶしてゴシゴシ。
表面の毛を取るような感じ。
汚れとアクが取れます。
茹でます。
お湯はたっぷりでなくて、枝豆がかぶる程度。
塩は入れません。
枝豆の口が開いてきたら固さチェック。
今回は4分位でちょうどよかったです。
お湯を切りますが、少しお湯を残しておきます。
底に少し溜まる程度。
枝豆を鍋に戻し、ここで塩。
うちわや扇風機で粗熱を取りつつ、塩水をよくまぶしておきます。
冷蔵庫で冷しているうちに、塩水が染み込んでいきます。
足りなければ、食べる時に塩かければいいです。
さて、味見。
うん、かなりいいと思います。
枝豆自体の出来栄えは全く問題ないし、食感もいい。
初めてでよく出来ているなと思います。
とは言え、うちの場合、小林さんや大内くんといった超美味しい枝豆のベテラン農家がいて、彼らに比べると甘みや香りで劣るかなというのが正直な感想。
ただ、そこは品種の違いが大きいかなって気がします。
まだまだ課題も出てくると思うし、それを来年以降の取り組みにしてもらいたい。
十分美味しいけど、もっともっと美味しい枝豆を目指して。
お客様の感想もお聞かせ下さい。
宮嶋くんからは丸茄子。
これは毎年美味しい。
茄子大好きなうっちーに焼いてもらいました。
「味付いてるの?」
「茄子の味見なので、まだです。そのまま食べてください」
「あっ、そう…」
でもこれが美味い!
茄子の味濃いし、甘みがある。
うっちーも「これ、美味しいですね」と。
うっちー得意の茄子の煮浸し。
醤油、酢、ごま油、砂糖を独自のブレンドで調合。
味が染みるまで冷蔵庫で冷します。
これ、本当に美味しいです!
こちらは宮嶋くんのオカヒジキ。
絹子が大好きなオカヒジキ。
でも、あまり売れない…。
「シャキシャキして美味しいのに。味噌汁簡単だし。もっと食べてほしいな」と絹子。
こちらは千葉の農家さんからサンプルで送ってもらった無農薬のブルーベリー。
少し困っているようだけど、やや高いかな。
味は、うーん、ちょっと薄い気がする。
うっちーは「甘いのか酸っぱいのか特徴がほしいですね」
明日、絹子にも意見を聞いて判断します。