北海道根室。

日本の最東端に位置する町です。

若い頃、北海道ツーリングで何度か訪れ、当時は安かった花咲がにをよく食べたものです。

30年位前の話です。

で、先日の展示会で出会った根室のマルユウさんのお魚の缶詰が入荷しました。

まず、ありがたいのは、いくつもの種類の商品を1個単位で混載してくれること。

メーカーさん直だと、おおよそ1ケースは同じ商品で注文することが多くて、これはすごく助かります。

小回りの効く対応って本当にありがたい。

ラベルのデザインはこんな感じ。

さんまの水煮と醤油煮は色が異なっているので分かりやすい。

でも、いわしは水煮と醤油煮の文字が違うだけ？

これは間違いやすいなあ。

と思ったら…。

「あっ！魚の数が違いますよ！」とうっちー。

ホントだ。

水煮はいわしが1匹、醤油煮は2匹になってます。

ちょっとした間違い探しみたい。

 

マルユウさんの特徴としては、現地で水揚げされた旬で新鮮なお魚を冷凍せずに即加工すること。

だから美味しい。

展示会ではさんま水煮と醤油煮を試食させてもらいましたが、納得の美味しさでした。

きっと他のも美味しいだろうとお取引をお願いしました。

まだ食べていないのもあるので、少しずつ試食してみます。

個人的に気になっていた花咲がにてっぽう汁。

(大きいサイズもあって、そっちはかなり昭和っぽいデザインです)

実はこれだけアミノ酸を使っているので、店には置けません。

あくまで個人的に注文してみました。

 

ちなみに花咲がにですが、分類上はカニではなくヤドカリの仲間。(足の本数が違う)

当時、僕ら北海道ライダーはそんな話で盛り上がったりしました。

隣でキャンプしていたグループの一人が「花咲がにはカニじゃねーんだよ！」

「お前、酔ってんのかよ。どう見てもカニだろ」

「カニのこと、何にも分かってねーよな」なんて場面もあったりして、隣で面白かった昔の話。

 

それにしても花咲ガニ、高くなりましたね。

まだ花咲ガニが有名じゃなかったあの頃は、現地で500円とか1000円とかで食べられた記憶。

マルユウさんの担当者さんも「今は高くて地元の人でもめったに食べられないです」と話していました。

と、これだけカニの話をしてなんですが、今日試食するのはつみれ。

試しにさんまといわしを1個ずつ注文してみました。

今日はさんまの方。

大きいさんまのつみれが4個。

汁で使ってみました。

味わいしっかりさんまです。

手作り感ありあり、魚臭さは皆無だし、いいさんま使ってるなあって気がします。

商品としてはすごくいいと思います。

スタッフとも相談しながら品揃えを検討してみます。

花咲がにはまた改めて。