大きな木の下の家

今日は小野さんが不在だったので、斉藤さんと二人で収穫。

「小松菜、良くなってきたよな」

確かに、いい小松菜です。

今日の収穫、小松菜、かぶ、チンゲン菜。

「ほうれん草、採っていくか?」

「ちょっとまだ早い気がしますが…」

「じゃあ来週にするか。それにしても雑草がなあ」

ほうれん草の周りは全部草です。

「今なら七草いくらでも採れるぞ」

「ですね」

と言いつつ、何の草だか全然分からない…。

斉藤さんの畑の横は山口さんの家。

その家を覆うようにものすごく大きな木が茂っています。

「すごいよな、クヌギ、それにケヤキか」

「樹齢どれくらいですか?」

「山口さんのお父さんの前だから、100年以上前だろ」

山口さんとは斉藤さんの農家仲間で、もう亡くなられて何年になるだろう。

僕がこの畑に通い始めた頃「そんな所切ってどうするんだ!」「葉っぱ落としていけよ。ゴミ持って帰るのかよ」と、ガキ大将をそのままオヤジにしたような斉藤さんと山口さんに睨まれながら収穫したものです。

斉藤さんはもちろんですが、山口さんにも色々学んだものです。

懐かしい…。

 

今月のフレスコ便りはクーポン入りです。

たまにしかやらない憧れの竹塩石鹸10%引きも。

魅力的な商品ばかりですので、どうぞご利用ください。